石井ゆかりの星占い

2022/3/7 - 3/13

うお座

うお座

2.19 - 3.20

「あの時私が言ったことは、忘れていただけませんか。今では自分が間違っていたとわかりました」と言われたら、貴方はどうするでしょうか。もちろん、その「言ったこと」が何だったかによります。「忘れられない」と感じるかもしれませんし、「忘れてあげることなど簡単だ」と思えるかもしれません。ただ、魚座の人々は基本的に「人間は変わるものだ」ということを知っています。また、「人はさまざまに意見や態度を変えるけれど、その都度人間関係自体が変わるというわけではない」ということも、よく知っています。ゆえに、こうした申し出は、もしかすると12星座の中で、乙女座・射手座と並んでもっとも「受け入れやすい」星座と言えるかもしれません。

人から言われるだけでなく、自分自身の中でもそうしたことはよく起こります。「あの時はこう言ってしまったけれど、今ならまったく違う意見を言うなあ」と思えることが、よくあるのではないでしょうか。今週以降、そうした変容がしばしば起こるようです。前述のように他者から言われることもあれば、自分の心の中で変化が起こることもあるでしょう。この変化により、過去と現在に対する認識が大きく変わるため、まるで世界が一変したように思える人もいるかもしれません。

貴方の中でずっと抱え続けている問題と、ここでようやく「闘えるようになる」気配もあります。太刀打ちできないと思っていた大問題に、今なら正面から挑むことができるかもしれません。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



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