誰かから大切なものを託されます。相手は「自分が持っているより、貴方が持っているほうがずっと意味がある」と言ってくれます。素晴らしく価値のあるもの、相手の信念や努力が詰まったようなものが、貴方に手渡されます。それを受け取って、貴方は貴方自身の生活の中にしっかりと組み込むことになります。外から受け取った価値あるものを「自分のもの」にすることで、その価値あるものが「世界のもの」になります。
「他者」は、外の世界への扉です。誰もが他者の存在を通して、自分の外側に広がる世界とコンタクトを取ります。であれば、貴方がギフトを受け取る時、贈り主から見て貴方は「外の世界への扉」です。貴方という存在を通じて、相手は大きな外界と繋がったことになります。それを実感できるような場面が、今週のどこかで訪れそうです。