私たちは日常の中で、ものごとをどんどん簡易化、簡便化していきます。
面倒なことや小さなことはどんどん摩滅し、できるだけラクに回せるようなルーティンを無意識に作っていきます。
定石、定型的な手順、機械的な作業、固定的な生活動線、常連の店。
脳はできるだけ省エネすべく「考えなくてもいい」状況を作り出そうとするのだそうです。
ですがこの時期は、「考えなくてもいい」レールから、少し外れる必要がありそうです。
否、「少し」ではなく思い切り大きくはみ出し、もうそのレールには戻らないぞ、くらいのアクションが必要なのかもしれません。
未知の世界、外部、やったことのないやりかた、慣れない作業。
そういうものをゼロから開拓していく必要が出てきそうです。
脳の「省エネ」が叶わない状況に自分を置くことは刺激的ですが、同時にストレスフルでもあります。
今はあえて自分の感性に刺激という負荷を加えることで、得るものの多い時であるようです。