冒険の最中に「今日の行動計画」を修正する時は、かならず旅程全体を確認します。
今日明日の計画を変えるに当たって、より大きなスケールのスケジュールを検討する必要があります。
「この作業の〆切まではもう1週間しかない。でも、全体の完成までにはまだ3カ月あるから、この部分だけはここで1、2日遅れても、あとでなんとか調整できる」、そんな調整を考えることになります。
今週、蠍座の世界ではそんなことが起こるかもしれません。
確かに1、2週間の物差しで考えるなら、今立ち止まっている暇はないけれど、1年、5年というロングスパンで考えるなら、あちこちに頭を下げることになっても、今先を急ぐべきではない。そんな判断が成り立つかもしれません。
この時期大事なのは、ロングスパンで考えることです。
目先のことだけに囚われれば「一大事」でも、もう少し長い目で見れば「ささいなこと」がほとんどだからです。
さらにここで調整を加えることで、思わぬうれしい副産物が得られます。
それは踏み止まってみなければわからない「奇貨」です。