「他人に期待するな」とは、よく言われます。人に期待するから、期待を裏切られた!とガッカリさせられるのだ。最初から期待しなければ、ガッカリすることもない、などと言われます。たしかにそうかもしれません。「期待」は、ひとつのフレームです。そのフレームに何も入ってこない時、私たちはガッカリします。さらに言えば、そのフレームの外にあるものを、私たちは補足できなくなります。フレームを作ったがゆえに、フレームの中のものしか見えず、フレームの外側に何か素敵なものがあっても、それに気付かないのです。
今週、貴方のもとに素敵なものが飛び込んできます。ですがそれは、貴方が構えたフレームの外側にあるようです。「これが欲しい!」「これが来るはず!」「こう言ってほしい!」というフレームが確固たるものであればあるほど、今週貴方の世界に飛び込んで来るものが、見つけにくくなります。期待するのは決して悪いことではありませんが、期待していないものが来るかもしれないという「余白」を、心の中に意識的に持っておくと、フレームの外側のものもキャッチしやすいかもしれません。