「ギラギラしている」という表現は、一般に、あまりいい意味では用いられないようです。欲望や野心が全面に出ていて、半ば功利主義的で、露悪的で、自信家で、傲慢で。そんなイメージの人となりを「ギラギラしている」と表すことが多いのではないかと思います。その人が欲するところがはっきりしていて、自分がそれを欲しているということを隠したり恥じたりしない、そういう意味では、正直で率直な、わかりやすい人、とも言えます。「ギラギラしている」人がイイ人なのか悪い人なのか、それは場合によるだろうと思いますが、少なくとも自分の欲望に背を向けたり、片目をつぶったりしていないという意味においては、誠実である、と言えなくもないかもしれません。
今週の牡牛座の星回りは、ある意味「ギラギラしている」のです。あるいは「ギラッと光り始める」感じがあります。ビル街を抜けて港に出た時、今まで遮られていた黄金の西日にギラギラと目を射られるようなイメージです。貴方の中にすでに燃え始めていた野心、欲、なんらかの燃える思い、渇望が、今週、ギラギラとその姿を現すようです。