さらにたくさんの人に揉まれ、コミュニケーションに揉まれる時です。
粘土のように、揉まれることで気持ちの形が変わり、熱を帯びます。
「こうなるだろうな」と思っていた未来、すでに立てられていた計画、漠然とした期待なども、「揉まれる」ことによって変化し始めます。
何度もビジョンを描き直して、だんだんと現実味を帯びた未来予想図が出来上がります。
自分ひとりでは描けない絵が、そこに浮かび上がります。
今、未来のプランを描く作業は、過去の風景を「聞き書き」するのに似た作業になるようです。
みんなに話を聞きながら、「これから」の絵を描けます。