走り出しています。
「もう止められない」という感覚があるのではないかと思います。
どこに行けばいいか迷うような感じは、今は無いはずです。
あるいは今週「どこに向かっていくか」を決める人もいるかもしれません。
一条の光が射し込むように、「そうだ、こっちに向かえばいいんだ」ということがわかります。
これは「目標を設定する」こととは、違っています。
その方向を選ぶ理由が、「特にない」ようだからです。
ある登山家がなぜ山に登るかと訊かれ「そこに山があるから」と応えた、というエピソードがあります。
この時期の貴方が見つける方向性とは、たとえばそうした種類のものです。
これに役立つから、こういう利益があるから、といった説明は多分不可能です。
「この方向に進む」ということ自体が理由となり、目的となっています。