石井ゆかりの星占い

2022/1/10 - 1/16

おとめ座

おとめ座

8.23 - 9.22

忙しい時ほど「気持ち」はおろそかにされがちです。作業を速く進めたくて叱咤激励!というモードになると、ささくれだらけの心はどんどん萎んでいきます。面倒くさいこと、ややこしいことに取り組んで、早くなんとかしなければ!という思いが募るほど、言葉にトゲが増え、笑顔がなくなって、みんなの気持ちがきゅうっと緊張し、ミスが増えて、さらにものごとがまわらなくなります。

今週からは、「気持ち」を最優先にすると、結果的にものごとがいちばんうまく回っていくようです。どんなに急いでいる時でも、どんなに忙しい時でも、自分の気持ち、相手の気持ち、みんなの気持ちから目をそらさずにいることで、状況が著しく改善していくのです。「やるべきこと」を後回しにしてでも、少々目的地に着くのが遅れても、「気持ち」が温かで澄んでいれば、結果オーライになるはずなのです。

大切なのは、「自分自身の気持ち」をまず、掴むことです。「気持ちを大事に」といった時、乙女座の人はつい、「自分以外の人々の気持ち」だけを思い浮かべてしまうのではないかと思うのです。でも、それ以前にまず、「自分の今の気持ち」を理解しておくことがポイントなのです。自分自身が苛立ったり怒ったりしている、その気持ちを無視したままで「相手の気持ち」を考えようとしても、たぶん、あまりうまくいきません。さらに、自分の怒りや苛立ちをただ「抑えよう」「隠そう」とするのでも、きっと、うまくはいかないように思われます。

「自分の気持ち」を理解し、大事にするのは、結構難しいことです。でも、今はそのことを念頭においておくだけで、「通らなくてもいい険しい道を、回避する」ことが可能になるかもしれません。しなくてもいい「いやなこと」を、しないで済む可能性があるのです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



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