アクションには、自分から起こすものと、外部や他者から要請されて起こすものとがあります。今の貴方が取り組んでいるのは、後者だろうと思います。まず、どこかからボールが飛んできて、それを受け取るところから何かが始まるのです。自分で企画立案したことではないほど、新しい要素が含まれています。自分では考えつかないようなこと、自分では選ばないようなものが、貴方の目の前に置かれます。そこに、新鮮なチャレンジが成立するのです。
この時期は、たとえば何かを選ぶ時、「お勧めは何ですか?」などと人に聞いてみるのも一案です。相手が専門家ならば必ず、興味深い答えが返ってくるでしょう。また、特に専門家だというわけではない相手からも、「世の中には、そういう視点があるのか!」と驚かされるようなアイデアを受け取れるかもしれません。なんでも人のいうことに従えば良いということではありませんが、少なくとも、他人の意見を通して「選択肢を増やす」ということがおもしろそうなタイミングなのです。