石井ゆかりの星占い

2025/12/29 - 2026/1/4

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
とうとう年末、そして年始ですね!

この年末年始は、2日に水星が山羊座入り、そして3日に蟹座の満月という星のイベントがあります。
水星は11月に逆行し、射手座のあたりで長居していましたので、この年明けにきりっと引き締まる感じになります。
これで山羊座に水星、金星、火星、太陽の4星集合、年明けは星座を問わず、実務的にバリバリ忙しくなるようです。
今回は曜日の関係で休日がかなり長くなる方も多いようなんですが、星の動き的には「休みの間もバリバリ頑張っている!」という人が多いんじゃないかという気がします。

今は木星が山羊座の対岸の蟹座にあり、さらにそこでの満月で、蟹座-山羊座ラインがボリュームたっぷりの状態です。
この2星座は「守る」世界で、内側に優しく、外部に強硬な世界観を持っています。
もとい、山羊座は外界に対抗するため、内側のメンバーにも厳格に規律を求めたりする世界です。身内だからって甘やかさないぞ、むしろ身内だからこそビシビシいくぞ、の気合いがあります。
意地悪したいわけじゃなく、外への危機感があるからなんですね。

ですが「外界への危機感」は、しばしば過剰防衛とか、恐怖ゆえの過剰反応による刺激の増幅、みたいなものに繋がっていて、けっこうキケンです。
「攻撃は最大の防御だ」みたいな発想にもなるわけですね。
「それで本当に守ったことになっているのか」ということは、あくまで冷静に考えないといけないところだと思います。
小さく縮こまるより、大きく開いたほうが安全、ということもよくあります。
ダンゴムシ作戦でいくのか、それとも別な作戦でいくのか。
この年末年始は「守り方」が問われる時間となりそうです。

これが今年最後の週報となります。
今年も一年、お読みいただいて本当にありがとうございました!

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様

石井ゆかりの星占いスペシャル版!「2025年の年報」TOPへ



公式サイト「石井ゆかりの星読み

年末年始に読みたい本
35th特設サイト
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.