石井ゆかりの星占い

2026/1/12 - 1/18

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
少々フライングですが、19日の山羊座の新月に向かって、もっと言えばその前後の水瓶座マジョリティに向かって、星々が山羊座で「煮詰まっていく」ようなタイミングです。
山羊座は実行力、リアリズムの星座です。
今は言葉や論理が、現実の展開の後を追いかけているような感じがあるかもしれません。
また、山羊座の星々と、その対岸の蟹座の木星のラインは、「中」「内側」を照らし出します。
つまり、物事が展開していくその原動力は、広義の「内輪の論理」によるところが大きいのだろうと思います。
内輪の論理で動いていく大きなイベントを、言葉や解釈が後から追いかけていき、さらに言えばそれが「追い着かない」のが今週かもしれません。
来週、星々が一斉に移動する先である水瓶座は、コミュニケーションの世界です。
この「後から追いかける」言葉達が一気に勢いを増すのは、来週ということになりそうです。

今週、山羊座の最終度数に集まる4星は、牡牛座の天王星と120度を組みます。
さらに言えば魚座の海王星、土星と小三角を形成しますが、これはこれまで蓄積されてきたものや長い間の経緯に、「点火する」ような流れと言えます。
すでにあって、いつか動くだろうと理解されていたものが、ここで「その動きを見せる」ということです。
こうした場面での驚きには、諦念が絡みつきます。
「そうなるだろうと思っていた」とみんなが歎息するわけです。

占いもそうですが、今の時代はことさらに、多くの人が予言を好みます。
これはオカルトな話ではなく、各界の「識者」が「この先はこうなる」と未来予測をするのです。
それを「当てた」ことが、あたかも知的信頼性のように語られることもよくありますが、当たったのは、半ば以上に偶然なのではないか、という気がします。
古代ギリシャではテイレシアースのように、預言者がイコール、智者とされましたが、現代でもそのように考える向きがあるのは、興味深いところです。

多分「思った通りだった」と語る人もまた、驚いています。
天王星は、論理の星であると同時に、驚きの星でもあります。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



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