石井ゆかりの星占い

2025/11/24 - 11/30

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
22日に太陽が射手座入りし、火星と並んでとても明るい雰囲気となっています。
射手座は国境を越える星座で、世界を駆け回るようなニュースがあるかもしれません。
みんなが「ひとごとでない」と思えるような何事かを、共有することになるのかもしれません。

水星は蠍座に戻って逆行しており、30日に順行に戻ります。
今週いっぱいは土星や木星と角度を組みながら逆走していくため、普段よりずっと「掘り起こされる」ものが多い、という感じがあります。
水の星座は過去や記憶と関係の深い星座で、その最後のあたりでグランドトラインが組まれているわけなので、時代の深部から、歴史の奥のほうから、強い感情が引っぱり出されてくるようなイメージが浮かびます。

射手座の2星と、この水のグランドトラインは、とても対照的です。
射手座が国境を越えて開かれるものを指し示す一方で、水の星座の終わりの星々は、共同体の内側の奥底にあるものを指し示しているからです。
感情は人間にとって最も大きな動機ですが、同時に、それは「正しさ」とは必ずしも、完全一致しません。
「その思いを抱くのは当たり前だけれど、そう行動するのは良くない」といった判断は、いたるところにあります。
射手座は法や正義と関係の深い星座ですが、今週は両者の矛盾を調整するような動きも発生するかもしれません。
「気持ちはわかるが、行動はこうあるべきだ」という認識の調整が、随所に行われるのかもしれません。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



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