石井ゆかりの星占い

2025/6/30 - 7/6

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週は5日、牡牛座で金星が天王星と重なったあと、双子座へと移動します。天王星も来週7日には双子座に移動します。
金星は牡牛座の支配星で、これが移動直前の天王星と重なる、ということは、とても印象的です。
天王星は2018年頃から牡牛座に滞在しており、そこから今にいたる間の「改革」のプロセスが、その最後の段階で「画竜点睛」にいたる、というイメージが浮かびます。

もっとも、天王星は秋に再び牡牛座に戻り、移動を完了するのは2026年4月末となります。
ゆえに、ここで改革が完成を見たとしても、秋から年明けにかけて一度、見直しや手直しができる、ということになります。
ゆえに、ここで100%の大成功、というところまではいかないかもしれませんが、とにかく一連の模索が着地点にいたる、とは言えるように思います。

星座の最後にさしかかる星は、それまでのプロセスが言わば「最高の成熟度」に達したような状態です。
これが次の星座に飛び移ると、生まれたての赤ん坊のようにパワフルな、未分化のエネルギーを放出し始めます。
来週から大暴れするために、ここでギリギリまで準備を重ねておく、といった段取になっている人もいるかもしれません。

牡牛座は「所有」の星座です。経済活動、財力とも縁が深い世界です。
誰がどのくらい所有しているか、ということは、この資本主義社会においては最大の関心事と言ってもいいかもしれません。
誰が何をどのくらい所有し、それによってどんな社会的力を得ているか、ということが、過去7年ほどの中で「大変革」の渦に揉まれたとするなら、その最終段階において、どんなどんでん返しが起こるのか。
たとえばそんな観点でものごとを捉え直すのも、今の時間に合っているのかもしれません。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



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