こんにちは、石井ゆかりです。
先週、水星が牡羊座入り、火星が獅子座入りし、一気に火の星座の勢いが増しています。20日には太陽が牡牛座入りし、フィックスト・サインにも星が多く集まってきています。
太陽、火星、冥王星でTスクエアが形成され、どっしりとして消えない炎、というイメージが浮かびます。竈のようなところで守られているだけでなく、絶え間なく風が送り込まれて煽られてもいる炎です。
今週は特に「物理的な力の発動」が感じられます。イメージ、観念、情報や言説といったものには形がありません。そうした形のないものではなく、形のあるもの、実体のあるものが、激しく動かされるイメージがあります。
たとえば現在、世界経済は大きな混乱に巻き込まれていますが、牡牛座的な実体経済が、獅子座-水瓶座ラインのセンセーショナルな動きによってガツンと動かされる、といったイメージが浮かびます。
ニュースの中で「経済戦争」という言葉を見かけるこの時期、牡牛座がらみの鉄火なTスクエアは頭の痛いところですが、牡牛座のどっしりとした「実」の部分が、破壊的な展開を抑え込み、あるいは冷静な反発による変化(牡牛座天王星)を呼んでくれれば、と祈りたい気がします。
今週はそんな感じです。