いま日本酒を楽しむなら、アペロスタイルが楽しい! もんじゃの街・月島で、味わい深い島根の日本酒を。

Gourmet 2017.02.11

日本酒を取り入れるのなら、夕飯前に1杯、アペロさながらに飲むのがおすすめ。月島を訪れたら、島根県の日本酒を気軽な立ち飲みスタイルで味わおう。

つねまつ久蔵商店 |月島

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屋形船をイメージした店内には、ケヤキのカウンターが堂々と。ひとりでもふらりと入りやすい雰囲気。

ひとり当たりの日本酒消費量が多く、名酒も豊富な島根県。日本酒発祥の地といわれる佐香神社もあるほど、根底から日本酒カルチャーが浸透している。この地で明治41年から続く酒販店の息子として、日本酒に長年向き合ってきた常松治郎さんが満を持して始めたのが、つねまつ久蔵商店だ。全国津浦々、53ものブランドを揃え、約半分は島根の地酒。「気軽に日本酒に触れてほしい」という常松さんの思いから、日本酒はいちばん高いものでも90㎖626円に設定。香りよりも味わいを重視したものが多いという島根の酒は、ほかでは出合えないレアな銘柄も。ラインナップ同様にこだわった立ち飲みスタイルは「これぞ飲み屋の原点。人と人が自然につながる場になれば」という常松さんの理想の形そのものだ。

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酒粕ベースのおでんや、郷土の味である宍道湖シジミの酒蒸しなどおつまみメニューも豊富。手前から、とびっこやウニがたっぷりのった「たまごどうふ」¥1,079、山廃仕込みでしっかりとした旨味と酸味が感じられる「簸上(ひかみ)正宗 七冠馬」90㎖¥626

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左:常松さんが集めた酒器が多数揃う。
右:アペロにぴったりなカクテルも。左から、白鹿の純米酒とトニックウォーターを合わせた「酒トニック」¥486、花酵母や黒米を使った「李白華露」90㎖¥518 

Tsunematsu Kyuzo Shoten/つねまつ久蔵商店

東京都中央区月島1-6-12
tel:03-6204-9740
営)17時~24時最終入店(月~金) 15時~23時最終入店(土、日、祝)
不定休
www.facebook.com/tunematu

*『フィガロジャポン』2017年2月号より抜粋

 

photos : HIROYUKI ONO, texte : MEGUMI KOMATSU

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