パフェ日記 #01 パフェ好き編集者、タカノフルーツパーラーのパフェリオへ。

Gourmet 2017.07.14

パフェが大好きなエディターが、いま食べるべきパフェを厳選して紹介する短期集中連載「パフェ日記」がスタート!
第1回では、歴史あるフルーツ専門店、タカノフルーツパーラーが手がけるパフェ専門店、「パフェリオ」でこの夏ぜひオーダーしたいパフェをご紹介。

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新宿の老舗で楽しむ、軽やかな旬のパフェ。

7月3日
2カ月ほどかけて作っていた特集が校了して、新宿へ打ち合わせに。すぐに街の風景が変わってしまう東京で、新宿駅から伊勢丹へ向かう地下道は変わることがない安心の風景です。

何より夏の暑さや突然の豪雨から逃げることのできるうれしい抜け道。この道を選んでしまうもうひとつの理由は、今年で創業91年目を迎える老舗「タカノフルーツパーラー」のパフェ専門店「パフェリオ」につながっているからなのです。

「パフェはボリュームが多すぎて食べきれない」なんて女性たちの声をよく聞きますが、「パフェリオ」のパフェは何といってもボリュームを抑えた軽さがオススメのポイント。上階にあるフルーツパーラーに比べて細く背の高いグラスを使い、出てくるパフェはどれもフォトジェニック。

月替わりのメニューもどれを選んでいいかわからなくなるほど、バリエーションも豊かです。いまいちばん旬なフルーツを使うので、時にわずか数日で終わってしまう果物もあるというほど。

ここでは待つ時間も退屈することがありません。席に着いてカウンターの向こうにいる女の子たちが次々とフルーツをカットしていく姿を眺めているうちに、目の前にパフェがやってきます。

カットされる鮮やかなフルーツ、そしてソフトクリームやフルーツのソースがグラスに流し込まれ、グラスの頂上に美しくフルーツが飾り付けられていく。ソフトクリームはここだけのオリジナルで、ジャージー牛乳をつかったコクはあるけどさっぱりとしたものをレシピから開発したものだそう。

待っている間も先に作られている誰かのパフェに目を奪われて、次に来た時はあれを頼もうかななんて思ってしまうくらい。

ちょっと物足りないかなと思っても、そこでやめておくくらいがちょうどいいのでしょう。いつもより人通りの多い地下街。そう、新宿の街ではセールがはじまっているようです。買い物帰りでも、仕事の合間でも、突然の豪雨の雨宿りにも。コーヒースタンドのような気軽さで、変わらずにパフェを楽しめる新宿の名店に足を運んでみませんか?

タカノフルーツパーラー パフェリオ本店
東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野本店 B2F
Tel. 03-3356-7155
営)10:00〜20:00L.O.(月〜土) 10:00〜19:30L.O.(日)
不定休
http://takano.jp/parlour/originalmenu/detail/215/

photos : TORU KOMETANI, réalisation : YOSHINAO YAMADA

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