冷水希三子に教わる 朝から夜まで、キレイなスープ生活。 寒い日の週末ランチにおすすめのスープレシピ。

Gourmet 2019.02.19

肌寒い季節、自宅で作りたいのは温かいスープ。身体に染み込む野菜たっぷりの滋味深い味を、料理家・冷水希三子がレクチャー。

休日のランチにぴったりのスープは?

Lunch|昼

180402-lunch-01.jpg

菜の花とポーチドエッグのスープ
卵とチーズ、麦で手軽なワンプレートランチ。

昼のスープに大切なのが食べごたえ。クリアに澄んだスープだけれど、食べるとベーコ
ンやセロリの風味が幾層にも重なる。むっちりとした押し麦も入り、ポテトサラダのよう
な満足感。菜の花は煮すぎるとくたくたになってしまうので、仕上げにさっと温めて。ポーチドエッグを崩し、溶けたチーズを絡めながら食べれば、パンがなくても大満足。

【材料 2人分】
卵 2個
菜の花 6本
セロリ 10㎝
ベーコン 30g
ジャガイモ 2個
押し麦 15g
水 500㎖
EVオリーブオイル 大さじ 1/2
塩・パルミジャーノレッジャーノ 各適量

【作り方】
1. 鍋に熱湯と4%の酢(分量外)を入れてかき混ぜ、卵を割り入れ、2分ほど茹で、取り出す。
2. 菜の花は長さ3㎝に、セロリとベーコンは1㎝角に切る。ジャガイモは1㎝角に切って水にさらす。
3. 鍋にEVオリーブオイル、セロリ、ベーコン、ジャガイモを入れて中火にかけて炒める。押し麦と分量の水を加え、沸騰したら弱火にし、蓋をずらして20分ほど煮る。菜の花を加えてさっと煮て、塩で味を調える。
4. うつわに盛り、1をのせ、パルミジャーノレッジャーノを散らす。

料理家
冷水希三子 Kimiko Hiyamizu

雑誌、書籍、広告などで料理提案、レシピ制作を行う。スープの素を使わず、食材の味を引き出す達人。近著に『スープとパン』(グラフィック社刊)がある。

*『フィガロジャポン』2017年3月号より抜粋

photos : AKIKO BABA, stylisme : MISA NISHIZAKI, texte : MEI HOJO

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

フィガロワインクラブ
Business with Attitude
キーワード別、2024年春夏ストリートスナップまとめ。
連載-パリジェンヌファイル

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories