名店出身の店主が生み出す、新たな和食。#04 西洋モダンなエスプリをもつ日本料理を、銀座で満喫。

Gourmet 2018.05.17

西洋料理の経験を生かしたモダンなセンスは、気鋭の料理人ならでは!

銀座くどう|銀座

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夜のおまかせコース¥23,760の先付は3品登場し、「ズワイガニと菜の花の土佐酢ジュレがけ」はその中の1品(一例)。 

主人の工藤淳也さんは名店の銀座うち山からのれん分けを許され、徳うち山を成功させた気鋭の料理人。徳うち山のビルの工事に伴い、昨年新しく開いた銀座くどうは、昼夜各3組限定の日本料理店だ。移転を機にグレードアップした食材で作るコースは、23,760円のおまかせのみ。以前は西洋料理の修業経験を生かしたソースを使うことも多かったが、現在は「上質な旬の食材をなるべくシンプルに楽しんでほしい」と、ソース使いは封印。平目のお造りにカラスミを合わせるなど、モダンなセンスを残しつつ、新たな境地を切り拓いている。

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たっぷりと盛り付けられた平目のお造りとカラスミ。平目のお造りにカラスミの粉とメネギをのせ、スダチを絞って。カラスミに塩分があるため、醤油は塩分控えめな出汁醤油で。

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店内は個室のみ3室。入口に近い2室は坪庭がしつらえられている。奥の個室は調理場の空気が伝わる造り。

Ginza Kudo/銀座くどう
東京都中央区銀座5-14-14 サンリット銀座ビルIII 3F
tel:03-3545-1091
営)12時〜14時 ※12時最終入店、18時〜20時最終入店
休)日、祝
予算:昼¥10,000〜、夜¥25,000〜
要予約
http://ginza-kudo.jp

*『フィガロジャポン』2018年4月号より抜粋

photos:YU NAKANIWA, réalisation : MEGUMI KOMATSU

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