いま、真っ先に訪れたい話題の店ベスト3。 目黒の住宅街で、生き生きとした野菜に感動。

Gourmet 2018.05.30

こだわりの野菜が生み出すサンフランシスコ流オーガニックに、心も身体も癒されて。

#02. ローカル|目黒

180408-tokyo-restaurant-03.jpg

「アボカド、レンズ豆、柴漬けヨーグルト」¥1,800。柴漬けとヨーグルトを混ぜたなんとも美しいソースは、優しい酸味がクセになる驚きの味。デザート込みで全6品のコース(¥6,000〜¥7,000)もある。

ロサンゼルス、サンフランシスコで育ったケイティ・コールの料理は、コースでふんだんに使われる野菜がどれも印象的だ。「サンフランシスコでは、オーガニック野菜の産直が当たり前。野菜と向き合って、どんなふうに調理して魅力を引き出すか決めるの」とケイティ。アボカドは完熟のタイミングで柴漬け入りヨーグルトを合わせ、優しい酸味とテクスチャーを。焦がすように焼き込み、甘味を引き出した葉ダイコンとニンジンには、コクのあるカシューナッツの白いソースを合わせる。ここでは私たちが知らなかった、野菜の新たな一面に出合える。

180408-tokyo-restaurant-01.jpg

「桐島ファームのダイコンスープ」¥1,400。ダイコンと玉ネギとほんの少しのカツオ出汁で作るスープは、透明感があるのにダイコンの滋味が存分に現れる。

180408-tokyo-restaurant-02.jpg

「ローストニンジン、葉ダイコン、カシューナッツソース」¥1,800。甘味たっぷりのニンジンと、パリパリになった葉ダイコンは白眉。フレッシュのカシューナッツを使い、乳製品は不使用。

180408-tokyo-restaurant-04.jpg

フラットなカウンターが特等席。気軽に素材やスパイス、調味料のことを教えてくれる。週末限定のブランチもすでにファンが多い。

180408-tokyo-restaurant-05.jpg

春までは高知や熊本からの野菜がメイン。オーガニックで新鮮なものをリクエストしている。

Locale/ローカル
東京都目黒区目黒1-17-22
tel:03-6874-6719
営)18時〜22時L.O.(水〜金、祝) 9時30分〜14時L.O.、18時〜22時L.O.(土、日)
休)月、火 予約したほうがいい
予算:ブランチ¥2,000〜、夜¥6,000〜
www.locale.tokyo

*『フィガロジャポン』2018年4月号より抜粋

photos : DAISUKE YAMADA, réalisation : MEI HOJO

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

フィガロワインクラブ
Business with Attitude
キーワード別、2024年春夏ストリートスナップまとめ。
連載-パリジェンヌファイル

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories