新時代のこだわりフレンチに出合う。 シンプルな料理に潜む、入念な手仕事を新橋で。

Gourmet 2018.06.02

日本の食材に特化、手間暇かけた料理に腹鼓を打つ幸福感。

コフク|新橋

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料理はすべて¥10,800のコースから。「青森県産 黒毛和牛ランプの真空低温調理」はコースのメイン。ゆっくり火を入れた後、周りをカリッと焼き上げている。

中国の故事「鼓腹」に由来する店名の店。「鼓腹とは腹鼓を打つこと。お腹を満たして幸せな気分になってほしい」と山田栄一オーナーソムリエ。その薫陶を受け厨房を預かるのは、骨太フレンチからモダンスパニッシュ、北欧料理と多彩な経歴を持つ赤木渉シェフ。信州サーモンや青森産黒毛和牛など日本の食材に特化し、そこに北欧やスパニッシュのニュアンスを加味。オリジナルのひと皿を生み出す。一見シンプルな料理も、たとえば真空パックしてから低温で肉を仕上げていたり、見えない手間暇が驚きと美味を演出している。

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「北海道産あん肝とオレンジカリフラワーのサラダ」。

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「長野県産 信州サーモンの塩漬け 山わさび風味」は、コースの最初に登場するスナックのひとつ。塩漬けした信州のサーモンをバターミルクでコーティングしている。

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東麻布に移転したスブリムの後に、姉妹店として昨年の8月にオープン。

Cofuku/コフク
東京都港区新橋5-7-7 ロイジェント新橋 B1F
tel:03-3578-8831
営)12時〜13時L.O.、18時〜20時L.O.
休)日 予約したほうがいい
予算:昼¥4,860〜、夜¥10,800〜
www.cofuku.tokyo

*『フィガロジャポン』2018年4月号より抜粋

photos : KAYOKO UEDA, texte : KEIKO MORIWAKI

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