新時代のこだわりフレンチに出合う。 浅草下町のカウンターで、遊びが利いた料理を嗜む。

Gourmet 2018.06.03

いま注目の美食エリアで、家庭的な味をこじんまりと楽しみたい。

ペタンク|浅草

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「もち豚 肩ロースのポークジンジャー」。約200gのボリュームで¥1,500はお値打ち。生姜焼きのイメージをフレンチ風にアレンジ。つけあわせのポテトフライがまた秀逸。

いま、注目の美食エリアといえば浅草観音裏界隈。ペタンクもその一翼を担う人気店だ。「和食で言えば小料理屋のような感じの店にしたかった」と、山田武志オーナーシェフ。カウンターのみの店内は、ひとり飲みの女子も多いというのもうなずけるポップで家庭的な雰囲気だ。洋食の街、浅草へのオマージュ的な逸品「肩ロースのポークジンジャー」や、自家製サルシッチャとインド米を組み合わせた「チャハーン」など、料理の熟れ感も絶妙。ビストロからグランメゾンまで、経験豊富な山田シェフの遊び心が満載だ。

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「パクチーサラダ ヒヨコ豆のファラフェル」¥900。上にトッピングしているパクチーの根のフライが柔らかくておいしい。

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「チャハーン!! サルシッチャとトマト」¥1,500。ご飯はタイのジャスミンライス。上にのっているのはフェンネルシード入りのサルシッチャの中身。ジャスミンライスは、鶏の出汁で炊いてあり、そのままでも美味。

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8人ほどで満席のこぢんまりとした店内。それゆえ、4人以上の予約はNG。

Pétanque/ペタンク
東京都台東区浅草3-23-3上野ビル101
tel:03-6886-9488
営)17時〜24時(月〜金) 15時〜22時(土、日)
休)不定休 予約したほうがいい
予算:¥4,000〜
カード不可
www.facebook.com/petanqueasakusa

*『フィガロジャポン』2018年4月号より抜粋

photo : KAYOKO UEDA, texte : KEIKO MORIWAKI

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