新時代のこだわりフレンチに出合う。 伝統的なフレンチを現代風に、自由が丘ディナーの締めにおいしいリゾットを。

Gourmet 2018.06.06

フレンチ好きにうれしいクラシックとモダンのマリアージュ、ふらっと訪れたい気軽な店。

デトレゾン|自由ヶ丘

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 「サバとタケノコの炙り 7種類のスパイスの薫り」¥2,160。炙ったサバの香ばしさとカレー粉やコリアンダーなどをブレンドしたスパイスがよく合う。

「ひとりでも、ふらっと来ていただけるような敷居の低い店にしたかった」と、三田幸輔シェフ。蕎麦屋の居抜きという店内に漂う和の趣も、なるほど心を寛がせるには十分だ。とはいえ、メニューに並ぶのは、パテ・ド・カンパーニュや和牛頰肉のグリエなど、オーソドックスなフレンチ。「昔の料理をいま風に」をコンセプトに仕上げられたひと皿ひと皿は、ベースはしっかりクラシックながら盛り付けや後味は実に軽やか。1人前ずつ盛り分けてくれる配慮もうれしい限り。締めには、定番から旬の味まで揃うリゾットも。

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「和牛頰肉のグリエ 粒マスタードソース」¥3,672。牛頰肉は、コンフィにすることで、旨味を逃さず特有の弾力ある歯ごたえを引き出している。

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「カニと菜の花のリゾット」(¥2,376)は季節メニュー。鶏の出汁とカニの身から出る旨味がベース。米は石川県産のカルナローリ米を使用。写真の料理は、すべてひと皿を半分に分けた1人前の量。料理の注文は2人前から(1人の場合は半量でも可)。

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きちんとした食事から、ひとり飲みでも利用できる、使い勝手の良さも魅力。

D'êtraison/デトレゾン
東京都目黒区自由が丘2-2-11
tel:03-6421-2386
営)18時〜22時L.O.(月、火、木、金) 12時〜13時30分L.O.、18時〜22時L.O.(水、土、日、祝)
休)第2〜5月曜日、第1火・水曜日 予約したほうがいい
予算:昼¥2,800〜、夜¥8,000〜
http://detraison.hp.gogo.jp

*『フィガロジャポン』2018年4月号より抜粋

photos : HIROYUKI ONO, texte : KEIKO MORIWAKI

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