肉好き集まれ！ おいしい牛肉料理がウリの店。 新鮮野菜と塊肉は、シェアがおすすめ。

ローストビーフを食べずして！　独特なプレゼンテーションも楽しい、目と舌で味わうお肉。

ヤミー｜代官山

宮城のトマトなど、14種ほどの日替わり野菜を牛コンソメで軽く煮込んだ「冬野菜のポトフ 〜自家製のコンソメで〜」¥1,500。写真は「ポトフでサーロインしゃぶしゃぶ」（プラス¥1,300）を添えたバージョン。野菜から出る出汁とコンソメがよく合う。

代官山に誕生したヤミーは、牛形に整えられた和牛塩釜ローストビーフや、畑に見立てたバーニャカウダなど、目にも楽しいメニューが豊富。店の人気ナンバーワンでもあるローストビーフは、部位によって銘柄をセレクト。竹の皮に包み、塩釜で覆うことでじんわり優しく肉に火が通り、しっとりもっちりと仕上がる。サクランボやヒッコリーのチップで燻製したハツは、内臓特有の臭みも和らぎ、スモークの香りが食欲をそそるひと皿だ。いずれも楽しいビジュアルとおいしさを見事両立。美味体験を皆でシェアして、目と舌で楽しみたい。

蓋を開けると燻製香が広がる「牛ハツのコンフィ 〜瞬間スモーク〜」¥1,700

塩釜をトンカチで割ると、中から塊肉が現れる。写真は赤身と脂がほどよく混じった肩三角、通称“中ロイン”。「和牛塩釜ローストビーフ」250g ¥7,400。150g（¥3,500）からオーダー可能。

肉と並ぶ名物の野菜は、契約農家から週2回届く。旬の短いエダマメなど、一期一会のものが多い。

＊『フィガロジャポン』2018年4月号より抜粋