名シェフのひと皿で、地元食材をじっくり味わう。 小皿コースで表現された、福岡で味わう"初めて"の味。

フランス、中国、日本……あらゆる技法を盛り込んだボーダレスな料理は、18皿の小皿コースがすべてを語る。

小皿コースに込められた、ジャンルを越えた美味。

ニシムラ タカヒト ラ・キュイジーヌ・クリアテビィテ

料理はすべて、¥8,640のコースより。コースは原則月替わりで、使用する食材一覧がゲストに配られる。糸島産のトマトに、ナスのミートソースを詰めて、あか牛の焼きしゃぶと唐津のウニをのせた一品。ジューシーなトマトと肉の旨味が口の中で混じり合う。

国内外で修業後、自身の店を一躍人気店に育てた西村貴仁シェフ。満を持して昨年10月、一斉リニューアルを果たした。フランス、中国、日本などさまざまな技法を取り入れた料理は、約18皿にわたる小皿コースで表現。ねっとりとした呼子のヤリイカを、オランデーズソースを絡めていただくユッケ感覚の前菜など、“初めての味”が次々とやってくる。後半には桜エビラーメンが登場するなど、驚きがありながらもほっとひと息つけるコース展開は、ベテランシェフだからこそなせる技だ。