Ruinart シャンパーニュと自然が生んだ、特別なアート。
Gourmet 2019.05.20
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19世紀からアートを支援し続けているルイナール。シルリーのブドウ畑とシャンパーニュ造りからインスピレーションを得たヴィック・ムニーズとメゾン ルイナールのコラボレーション作品が、京都で公開された。
『FlowDiptych』はふたつの作品を並べて。
創業1729年。最も歴史の長いシャンパーニュメゾンであるルイナールは、19世紀末、アルフォンス・ミュシャに広告を依頼して以来、アートと特別な関係を結んできた。いまでは毎年世界30カ国以上のアートフェアに協賛。毎年ランスにその年のコラボレーションアーティストを招待し、彼らのビジョンを通して、ブランドの伝統、歴史、サヴォアフェールを発信している。今年の招待アーティストは、映画『ごみアートの奇跡』でも知られるヴィック・ムニーズだ。
ランスに滞在し、シルリーの畑で「厳しい気候と闘うことでブドウは最高の果実となる」というルイナール最高醸造責任者フレデリック・パナイオティスの言葉に触発されたムニーズ。「ブドウ畑は自然と人のコラボレーション」の意を得て生まれたのは、動画『Chardonnay Leaf』と写真作品『Flow』シリーズだ。ゴミや砂糖など、さまざまな素材で作品を制作し、環境や難民問題を提起してきたが、長い間取り上げたかった木というテーマに、初めて取り組んだ。
木だった素材で“木”を描く。
「大事なのはプロセス。写真も必ず制作プロセスを想起させる素材を使います」。『Chardonnay Leaf』では、醸造カーヴであるクレイエルを舞台に、ブドウ畑で集めた枝や葉で巨大なシャルドネの葉を作り上げた。また、「日系の教師に木のデッサンの授業を受けた時、彼女は舞踏を思わせるジェスチャーを交えて木を語った。以降、木の姿を“流れ”と捉えた」と言う彼がブドウの株を描いたのが『Flow』シリーズ。ここでは、枝や樹皮、燃やした後の炭など、かつて木であった素材でブドウの株を表現。厳しい気候に立ち向かうその姿には、生命のサイクル、世の中の成り立ちをも思わせる力が満ちている。
これらの作品は、京都国際写真祭で日本初公開されたばかり。今後も海外のアートフェアなどで公開予定だ。ルイナールとアートの特別な関係は、これからも続く。
左:会場は祇園のアスフォデル。
右:『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2019』で展示された、制作風景。
動画作品『Chardonnay Leaf』では、ガリアローマ時代の石切り場跡クレイエルにシャルドネの葉を再現。動画はwww.ruinart.com/en-uk/art/artistic-collaborations/vik-munizにて公開。
会場には、ルイナール アート バーを併設。
左:『Chardonnay Leaf』の舞台でもあるクレイエルにて、3月、作品完成を祝うパーティが行われた。
右:『Chardonnay Leaf』の制作風景。シャルドネの葉や枝が巨大な葉をかたちづくる。
ヴィック・ムニーズ
Vik Muniz
1961年、サンパウロ生まれ。さまざまな素材で構成したイメージを写真にし、問題提起を続けるアーティスト。映画『ごみアートの奇跡』が世界的に話題に。
シャルドネの気品香る、高貴なシャンパーニュ。
シャルドネ種だけを使用したシャンパーニュは、メゾンを代表する一本。「ルイナール ブラン・ド・ブラン」750㎖ ¥11,448/MHD モエ ヘネシー ディアジオ
●お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は楽しく適量を。
réalisation : MASAE TAKATA (PARIS OFFICE)