家庭料理のレシピで、おいしい世界一周。刺し身に炊き込みご飯⁉ 親近感あるペルー料理。

Gourmet 2020.11.16

旅に行きづらいいまこそ、世界の料理にトライ！　料理研究家の平野由希子さんに、8国の家庭料理レシピを教えてもらいました。フィーディが注目する南米いちのグルメ大国、ペルー料理を自宅で再現してみて。

PERU｜ペルー

近年、南米いちのグルメ大国と言われるペルー。日本人にもなじみのある食材で異国の味にアレンジ。

日系人が多いペルーでは、醤油を使った料理が多く、米や生魚も家庭のメイン食材。アンデス原産と言われる野菜、トウモロコシをたっぷり入れれば、南米感がありながらも不思議とほっとする味に。 “インカのユリ”とも呼ばれる南米原産のアルストロメリアで南米気分を高めて。
レモンとライムを入れたボウル￥2,503、木製のスクープ（2本セット）￥4,950、ラゴス・デル・ムンドのクレイ製のテーブルウェア「クレイ」プレートラージ￥3,080、ビールを入れたタンブラー（4個セット）￥4,730/以上ジェネレイトデザイン　民族織物マンタ￥3,190/エルグスト　その他/スタイリスト私物

アロス・コン・ポヨ（ペルー風鶏の炊き込みご飯）

材料（2〜3人分）

米　2合
鶏の手羽元　6本
香菜　40g
玉ネギ　1/2個
ニンニク　1かけ
赤唐辛子　1本
トウモロコシ　1本
黒ビール　100ml
ターメリック　適量
オリーブ油　適量
塩　適量
コショウ　適量
イタリアンパセリ　適量
レモン　適量

作り方

鶏の手羽元に塩小さじ１、ターメリックをすり込んでおく。
香菜は茎の部分をざく切りにして、葉の部分とともに水1/3カップ（分量外）を加えてミキサーにかけ、ペーストにする（市販のペーストで代用可）。
フライパンにオリーブ油を熱し、1を入れて表面を香ばしく焼き、取り出す。
鍋にオリーブ油とみじん切りにしたニンニクを入れて熱し、香りが出てきたら、みじん切りにした玉ネギを加えてしんなりするまで炒める。3の鶏肉を戻し入れ、黒ビールを加えてひと煮立ちさせる。2のペーストに、半分に切って種を取り出した唐辛子、水300ml（分量外）を加え、ふたをして10分煮る。塩、コショウで味をしっかりめにととのえる。肉を取り出す。
鍋、または炊飯器に洗った米を入れ、通常の水加減になるように、4の水分を加えたあと、トウモロコシの実を上にのせて炊く。
5が炊き上がったら、4の肉をのせて蒸らす。粗く刻んだイタリアンパセリをちらし、レモンを添える。

セビーチェ

材料（2〜3人分）

白身魚（タイ・スズキなどの刺し身用）　1さく（150g）
赤玉ネギ　1/8個
セロリ　1/2本
香菜　1茎
ライムまたはレモン　1個
青唐辛子　1本
ニンニク　少々
塩　適量
コショウ　適量

作り方