朝、昼、夜、行くべきレストランを狙い撃ち。 隠れ家から夜景まで......。 ホテルで愉しむ、優雅なディナー

Gourmet 2021.02.16

頑張った自分へのご褒美に、ディナータイムをプレゼント。隠れ家で過ごすもよし、夜景を眺めるもよし。優雅な時間を、じっくり堪能して。

Dinner

アラカルトで気軽に一杯、住宅街の隠れ家ホテルへ。

とたぬき|麻布十番

全9室のコンパクトラグジュアリーホテルのダイニングで供されるコースは、外国人に人気の日本料理と、フランス料理を組み合わせたもの。2020年秋のリニューアル以降アラカルトが増え、切りたての生ハムやパテ・アンクルートをつまみにワインを一杯という、気軽な楽しみ方も可能になった。軟らかな黒毛和牛のフィレカツサンドや、本格的な江戸前寿司も話題。思い思いの時間を過ごせる隠れ家だ。

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「パテ・アンクルート」¥1,900。パテは豚、鴨、ウズラ、フォアグラ、トリュフ、ナッツ、ドライフルーツ入り。グリオットチェリージャムとバルサミコソース、ピクルスと。ワインはグラス¥900〜、ボトル¥1,500〜。デリバリーやテイクアウトは10時30分から可能。

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A5ランクの黒毛和牛の分厚いフィレをレアに揚げた「牛フィレカツサンド」¥3,500

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閑静な住宅街の一角に2019年6月にオープンしたホテルの1階。店内はカウンター9席とテーブル1卓、個室1室。

totanuki
とたぬき

ホテル アザブ テン

東京都港区東麻布2-26-8 1F
tel:03-5797-8770
営)17時30分~20時30分L.O. 
休)水
予約したほうがいい
www.hotel-a10.com

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青い空間に映える、夜景とワインと中華料理。

チャイナブルー|汐留

シェフの出身地、シンガポールのテイストを取り入れた料理は、洗練された味わいとプレゼンテーションが好評。緑茶豚や赤米などヘルシーな食材を取り入れているため、アラカルトはもちろん、コースを満喫しても身体が重くならない。モダンな中華は、豊富なワインとのマリアージュも抜群。夜の店内は空の色とインテリアが調和してブルーのグラデーションを奏で、幻想的な雰囲気になる。

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ブルーで統一された店内の窓には、東京湾と浜離宮恩賜庭園の景色が広がる。個室からの眺めも抜群。世界中のワインを揃えたセラーは高さ8m!

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緑茶豚を特製のタレに漬けてグリルした「豚ロースの中国風ステーキ」¥4,180

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「カニ爪と自家製紅米豆腐卵黄の塩漬けソース炒め」¥3,080。揚げたてのカニ爪はほの甘く、赤米ペーストを練り込んだ揚げ豆腐はまろやか。卵黄の塩漬けソースとイクラの塩気がよく合う。

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豆板醤とオイスターソースで味付けした鶏ひき肉と揚げワンタンをのせた「鶏肉坦々麺 チャイナブルースタイル」¥2,860

China Blue
チャイナブルー

コンラッド東京

東京都港区東新橋1-9-1 28F
tel:03-6388-8745
営)11時30分~14時L.O.、17時30分~20時L.O.
休)火
予約したほうがいい
https://conrad.hiltonhotels.jp

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摩天楼に囲まれて、洗練イタリアンを。

ピャチェーレ|丸の内

イタリアのダイニングサロンの華やかさをモダンに表現した店内。ここで楽しめるのは、コンテンポラリーイタリアンのコースとアラカルト。季節で替わるコースは¥14,300からあり、冬は鳥取産の日本鹿や日本海のズワイガニ、都内の専門店から届く作りたてのチーズなどが盛り込まれる。ともに味わいたいワインやシャンパンは400種類以上。夜空に浮かぶ摩天楼の灯りが、美食に浮き立つ気分をより一層盛り上げてくれる。

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高い天井にシャンデリアが映える。夜は都会的かつ華麗なムードに。

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¥19,800のコースのメイン「カサゴのフリット ウニ ゴボウ カブのクリーム 唐辛子」。

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いずれも¥16,500のコースから。手前はメインの「日本鹿のロースト ビーツシイタケのロースト バローロワインのソース」、奥は前菜の「ズワイガニ ワイルドハーブ ミカン ラディッシュ ストラッチャッテッラ」。ワインはグラス¥2,750~

Piacere
ピャチェーレ

シャングリ・ラ ホテル 東京
 
東京都千代田区丸の内1-8-3
丸の内トラストタワー本館28F 
tel:03-6739-7898
営)ランチ:11時30分〜14時30分L.O.(月、水〜金、日、祝) ブランチ:11時〜14時30分(土) ディナー:18時~21時L.O.
休)火
予約したほうがいい 
www.shangri-la.com/jp/tokyo/shangrila

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熟練料理長が腕を振るう、正統派の会席コース。

日本料理 佳香|新宿

古都の露地を思わせるエントランスの奥に、しっとりした和の空間が広がる日本料理店。人気の会席コースは¥9,680から2種類用意。いずれも熟練の技で食材を生かした、飾らない料理を堪能できる。冬の炊き合わせのエビイモは、切り方にも心を配った、食感のよい逸品。お造りには焼津の鮮魚、八寸には由比の桜エビなど、料理長の地元・静岡県の食材がふんだんに使われる。好みのお猪口で楽しむ、日本酒も充実している。

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料理はすべて¥13,310のコースより。手前から、和牛ローストビーフ、アマダイ・エリンギ・ホウレン草のみぞれ仕立てのお椀、ユズ味噌とギンナンをのせた黒ゴマ豆腐。

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左から時計回りに、アコウダイ、サワラ、マグロのお造り、エビイモ蒸煮カニ餡かけ、ホタテ辛子酢味噌かけ。

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ホール席に隣接した個室は、青竹を配した和モダンな空間に。ガラス壁の奥にはホテルのメインロビーのシャンデリアが輝く。

Japanese Restaurant Kakou
日本料理 佳香

ハイアット リージェンシー 東京
 
東京都新宿区西新宿2-7-2 3F 
tel:03-3348-1234
営)11時30分~14時L.O.、17時~21時20分L.O(. 月〜金) 11時30分〜14時30
分L.O.、17時~21時20分L.O(.土、日、祝)
無休
予約したほうがいい
http://tokyo.regency.hyatt.jp

●ホテルによって、別途サービス料などがかかる場合があります。
●掲載している商品や料理、スパメニュー等の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ価格です。取材時から変更になる可能性があります。
●掲載店の営業時間、定休日などは、取材時から変更になる可能性があります。最新情報は各施設に問い合わせ、もしくはHPを参照下さい。

●撮影はコロナ対策に十分配慮し、換気に注意のうえ少人数で短時間で行っています。
●マスク等を外して撮影している場合がありますが、通常ホテルのスタッフはマスクやフェイスシールドなどを着用のうえ、感染対策を行っています。

*『フィガロジャポン』2021年2月号より抜粋

photos : KAYOKO UEDA, HIROYUKI ONO, réalisation : MEGUMI KOMATSU

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