香りよく透き通るような味わい......。食事とともに愉しみたいジン4選。
Gourmet 2021.03.12
クラフトジンブームが定着し、多種多様なボタニカルを使った新作が誕生している。原料に由来する香りは、料理を引き立てる名脇役。 清涼感で口をリセットできるのもうれしい。左から順に、その特長を確かめていこう。
コモン
虎ノ門横丁内にある虎ノ門蒸留所にて、 東京の島焼酎と青梅の名水を原料として造られているクラフトジン。季節限定のボタニカルジンも話題で、1月は虎ノ門蒸留所、アロマデザイナーHaruna Sema 、バジルハウスとの3社コラボによるバジルジンが登場予定。500ml ¥5,500
---fadeinpager---
リヴァイヴ
飲み頃を過ぎた酒や余剰食材をジンの原料として活用し、循環経済を実現するエシカル・スピリッツ。コロナ禍で余ったビールを蒸溜してジュニパーベリーやレモンピールを加えたジンは、ビールの風味が斬新。バドワイザー、月桂冠とのコラボによる数量限定商品。360ml ¥5,500
---fadeinpager---
アークティック ブルージン
2018年の世界スピリッツアワードで金賞を受賞。北極地方の雪解け水と野生のブルーベリー(ビルベリー)などを使った、北欧の森を思わせる香りが魅力的。今年2月、フィンランド大使館のバレンタインマーケットで展示予定(要予約)。500ml ¥6,000
---fadeinpager---
オー レモンジン
「飲む」ことに焦点を当てる沖縄の専門店リキッド。島の恵みを生かしたドリンクのレーベル、アイランズ ビバレッジを発 足。第一弾は石川酒造場と共同開発した泡盛ベースで、レモンは本島で無農薬栽培されたもの。ジュニパーベリー、野草のほか、沖縄県産ボタニカルをふんだんに使用。500ml ¥5,500
*「フィガロジャポン」2021年3月号より抜粋
photo : AKEMI KUROSAKA (STUH), texte : MEGUMI KOMATSU, collaboration : AWABEES