NY版ミシュラン1ツ星の人気タイレストランが上陸!

Gourmet 2017.09.20

タイ東北部イサーン地方の郷土料理を楽しめる「ソムタムダー」が9月13日に日本初上陸を果たした。バンコク、ニューヨーク、ホーチミンに続き、4店舗目となる東京店は、代々木駅から徒歩3分という好立地だ。

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イサーン料理は、唐辛子をしっかり効かせた味付けが特徴で、タイの他の地域と比べても一般的に辛味が強いことで知られている。ここ「ソムタムダー」は、本場の味をそのまま継承した本格料理ながら、化学調味料は無添加。グルメでヘルスコンシャスなニューヨーカーの胃袋をがっちり掴み、2016年のNY版ミシュランでは堂々の1ツ星を獲得している。

まず真っ先にいただきたいのは、店名にもなっている看板料理の「ソムタム」。しゃっきりと食感のいい青パパイヤを唐辛子とライムで絡めた酸っぱ辛いこのサラダは、もち米を添えて食べるのがイサーン流。8種類あるソムタムから、お気に入りのひと品を見つける頃には、イサーン料理の虜になることうけあいだ。ほかにも、ココナッツミルクでマリネした豚の串焼き「ムーピン ガティソット」、キャベツのナンプラー炒め「ガラムプリー トート ナンプラー」は、いずれも生シンハーがグイグイ進む芳ばしさ。イサーン料理を知る上でも必ずオーダーしたい。

ちなみに東京店では、日本人の好みに合わせてオリジナルより少し辛さを控えているそう。もちろん加減してもらえるので、遠慮なく好みの辛さを伝えよう。さらに東京店では、トムヤムクン、ガパオ、グリーンカレーといったタイ中部の代表料理も用意している。お決まりの味が恋しくなっても満足できる、使い勝手のよさも魅力だ。

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「タムタイ カイケム」¥1,274。定番のソムタムである、塩漬け卵入りのパパイヤサラダ。スパイシーなソムタムに、卵のまろやかな甘みが加わり、もち米(別途要注文)との相性も抜群。

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「ムーピン ガティソット」¥1,350。ココナッツミルクでマリネした柔らかい豚肉は、串から外して、米ビーフンを上に乗せていただく。ピリ辛のタレがアクセントになり、あとを引く美味しさ。

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ランチ限定の「イサーンスペシャルセット」(¥1,782)は、ソムタムダーで人気の3品、ソムタムタイ、サポーク ガイトート ダー、豚挽き肉のスパイシー ハーブサラダ ラープをお得にセット。

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タイ気分を盛り上げるエキゾティックなドリンクメニューも豊富。左から、タイのウィスキー“メコン”をベースにした「パクチーモヒート」¥1,026、ハウスブレンドの「レモングラスジュース 」¥486、甘い香りのタイティーを使用したコクの強い「タイのアイスミルクティー」¥486

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壁一面にイサーン地方の伝統的な織物の柄をデザイン。天井には、漁やもち米を蒸すときに使用する籠を照明にするなど、タイ文化を体感できる内装にも要注目。奥に小上がりの座敷があるので、小さな子ども連れにも心強い。

ソムタムダー
東京都渋谷区代々木1-58-10  松井ビル1F
tel:03-3379-5379
営)11時30分~14時30分L.O.、17時~22時20分L.O.
休)月
予算:昼¥1,500~、夜¥4,000~
座席数:テーブル 35席、カウンター9席
https://www.facebook.com/somtumdertokyo/

texte:ERI ARIMOTO

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