バレンタイン限定、テオムラタの和モダンなチョコ。

Gourmet 2020.02.14

湯布院の森の中の工房でチョコレートを作るショコラティエthéomurata(テオムラタ)が、フランスと日本で活躍するグラフィックアーティストKanta Desroches(カンタ・デロシュ)と、バレンタイン限定でコラボレーション!

限定パッケージは、万葉の時代から令和の現在まで変わらぬ女性の恋心をテーマに、春立つ頃の淡く切ない心情を表現したもの。奈良時代の初期に活躍した女性歌人、大伴坂上郎女の一首から、インスピレーションを得ている。春霞たなびく山々は相手に想いを伝える唇で表現し、またハートのように見える形は、雪解け待ちわびる梅の蕾とも見てとることができる。春の相聞歌とも言われるこの一首同様に、チョコレートとともに相手に切ない恋心を伝えて返答を待つ……そんな心情をグラフィカルに表現したのだという。

200213-theo_kanta.jpgハートや唇を思わせる、グラフィカルなバレンタイン限定パッケージは2月24日まで。

théomurataは、大分県湯布院にある旅館、山荘無量塔が運営するショコラティエ。「日本人がつくるショコラ」をコンセプトに、厳選された上質のクーベルチュールを使用し、素材を生かした繊細な味わいのショコラに仕上げる。なかでも豆菓子にインスパイアされたビーンズショコラシリーズはシグネチャーで、現在11種類(期間限定を含めると12種類)で展開する。味は、エスプレッソビーンズ、マカダミア、貴腐マスカット、アマンドミルク、アマンドビター、ピスタチオ、へーゼルナッツ、リンゴ、ストロベリー、カシューナッツ、クルミ。モダンな和をイメージしたパッケージも人気の所以だ。

200213-choco01.jpg筒に入ったビーンズショコラシリーズは、3本セット、5本セットの化粧箱も用意。「ビーンズショコラ」各¥800~

カンタ・デロシュはパリ生まれで、フランスと日本で活躍するアーティスト。グラフィックデザインスタジオのLSD STUDIOに所属。「アートとデザインでフランスと日本を繋げる」というコンセプトのもと、フランスではポンピドゥー・センター・メッスの2017年「Japan-ness et Japanorama展」のメインビジュアルを、日本では三越伊勢丹の年間広告(2018年)などを手がけてきた。グラフィック以外にもブランドディレクションも手がけ、幅広く活躍している。

théomurata
テオムラタ

https://murata-shop.jp/theomurata
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