ラ メゾン フィニステール/恵比寿/フレンチ ブルターニュ風の空間で、正統派フレンチを堪能。

店名の “フィニステール” とはフランス、ブルターニュ地方の県名のこと。その名が表すとおり石壁や太い木の梁がアットホームな雰囲気を醸し出す店内は、ブルターニュ地方の田舎家がモチーフ。「店内同様、料理もクラシック。1980〜90年代の、主菜があってソースと付け合わせがある、そんな三位一体となったフランス料理が好き」とは、沖知充オーナーシェフ。ブルターニュでの修業経験もあるベテランだ。

メニューを見れば、ウナギのバロティーヌやフォン・ド・ボーと赤ワインベースのポワブラードソースでいただく蝦夷鹿のローストなど、正統派の皿が並ぶ。古きよきフランスが感じられるコースは、どこかほっとする懐かしい味わいだ。

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料理はすべて¥10,800のディナーコースから。スペシャリテの「セップ茸のリゾットとフォアグラを詰めたウナギのバロティーヌ」。ワインはグラス¥1,080〜

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「ズワイガニと菜の花とカブのサラダ」。茹でたカブの下にカニが潜む。

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しっとりとした「蝦夷鹿のロースト 黒コショウを利かせたソース」。

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レトロなビルの2階に広がる温かな空間。

-gourmande memo-

ワインレストラン、マクシヴァンで料理長を務めていただけに、沖シェフ自身もソムリエの資格を持つ。おすすめワインと楽しみたい。

ラ メゾン フィニステール
東京都渋谷区恵比寿3-1-1 中尾ビル2F
tel:03-6721-9874
営)18時〜22時L.O.(月〜金) 12時〜14時L.O.、18時〜22時L.O.(土)
休)日 ※翌日が祝日の場合営業、翌日定休
予算:昼¥5,200〜、夜¥11,000〜
座席数:カウンター4席、テーブル10席
http://maison-finistere.com

*『フィガロジャポン』2018年4月号より抜粋

texte : KEIKO MORIWAKI, photos : YU NAKANIWA

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