セラフェ／目黒／フレンチ パリの空気感漂う、ダイナミックなビストロ料理。

パリに本店を持つ西麻布の熟成肉専門ビストロ、ル・セヴェロの姉妹店として誕生。本店と違い、ここセラフェでは魚料理も導入した。アラカルトも用意するが、6品6,480円のコースがリーズナブルでおすすめ。それも、齊田武シェフの「もっと日常使いのできる、本場と変わらないビストロを作りたかったんです」との思いから。

肉厚の身が、香ばしいバターの風味でより旨味に力強さを増すフランス産ドーバーソールのムニエル、勢いのある焼き上がりと、しっとりとした肉の旨さが交差する仔牛のTボーンなど、ひと皿のボリュームもたっぷり。名物のタルタルステーキも健在だ。「締めのタルタル ひつまぶしスタイル」も見逃せない。

「和牛のタルタルステーキ」¥4,104。タルタルを使ったひつまぶし風ご飯もある。

「シタビラメのムニエル フランス産ドーバーソール」¥11,800。4人でのシェアがおすすめ。ワインはグラス¥1,080からある。

「仔牛のTボーンのロティ」。写真の2〜3人前で¥16,200。中心がわずかにレアで絶妙な焼き上がり。

日曜はブランチとして利用しても。

-gourmande memo-

店名はワインセラーの “セラ” とFête（仏語で “祭り” の意）の造語というだけに、ワインも充実。ヴァン・ナチュールをメインに1000本以上のストックがあり、ワインバーとして利用するのもおすすめだ。

＊『フィガロジャポン』2018年9月号より抜粋