ビストロ オー オン ブーシュ/池尻大橋/フレンチ 名人の精肉と焼き上がりに、肉好きも納得のフレンチ。

とことん肉を堪能したい! そんな気分の時に覚えておきたいのがこちら。仏語で“金を食す”の意味を持つ同店だ。

その金とも言えるのがトップシェフも一目置く滋賀の肉匠、サカエヤの牛肉や豚肉。状態を見極め、各々の肉質に即した丁寧な手当てがなされた精肉は、いずれも肉本来のポテンシャルが見事に引き出されたものばかり。近江牛のサーロインやヒレ、熟成肉のサーロインなど、常時3種類以上の牛肉と愛農ナチュラルポークを揃えている。それらを巧みに焼き上げるのはフランス帰りの名手、河村神賜シェフ。みっしりと凝縮感のある北海道の熟成肉、鉄分の旨味が濃いヒレなど、赤身肉ならではの持ち味をストレートに堪能させてくれる。

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手前から、愛農ナチュラルポークで作る「自家製パテ・ド・カンパーニュ」¥950、「白菜とクルミのサラダ」¥1,080、グラスワインは¥756〜

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牛肉の切り落としとジャガイモのオーブン焼き「アッシェパルマンチエ」¥ 1,296

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左から、「北海道熟成サーロイン」写真は365g ¥9,855、「近江牛ヒレ」写真は349g ¥11,307

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昨年11月にオープン。

-gourmande memo-

肉のオーダーはいずれも200gから。それも塊で焼いたほうがおいしいという考えゆえ。厚さ3cmが理想のサイズなので、大人数のほうが食べ比べもできてより楽しい。ワインは自然派が中心。

ビストロ オー オン ブーシュ
東京都目黒区大橋1-5-1 クロスエアタワー1F
tel:03-6416-0190
営)17時30分〜22時L.O.
休)日
予算:¥6,000〜
座席数:カウンター4席、テーブル16席
https://kiwa-group.co.jp/orenbouche_ikejiri

*『フィガロジャポン』2019年4月号より抜粋

texte : KEIKO MORIWAKI, photos : YU NAKANIWA

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