神楽坂の中国菜 膳楽房の姉妹店。といってもこちらはややお酒にシフト、中華酒場といった趣だ。それも「お酒を飲みつつ気軽に楽しめる店を」との榛澤知弥オーナーシェフの思いゆえ。ハイボールからワインまで豊富に揃う酒類の中でも圧巻は紹興酒。21種類すべてをグラスで飲めるのもうれしい。
料理も、「天使のエビの紹興酒漬け」などお酒を誘う逸品が目白押し。だが、まずはシェフの自信作「自家製腸詰め」を試してみたい。「日本人の口に合うよう従来の腸詰めよりも甘さを抑え、干す時間も短くしてソフトな食感に仕上げました」との言葉どおり、太さのある腸詰めはジューシーで食べやすい。シンプルな逸品、清湯麺は締めにどうぞ。
手前が「自家製腸詰め」1本¥918。粗挽きの豚肉と豚の背脂を主に五香粉、白酒、ハチミツなどと混ぜたオリジナル。自家製豆板醤や甜麺醤を好みで付けて。奥は「トウモロコシとホタテ貝の塩炒め」¥1,458。紹興酒は藁の香りのする「即墨老酒10年」グラス¥1,080
大地魚(カレイの干物)でとるスープが美味な「智林 清湯麺」¥1,296
店内はすべてテーブル席。
中国菜 智林
東京都新宿区白銀町12-5 白銀ビル1F
tel:03-3268-3377
営)17時~22時L.O.
休)月、8/5~12 ※月2回不定休あり
予算:¥6,000~
座席数:テーブル32席
www.facebook.com/cr.chirin
東京都新宿区白銀町12-5 白銀ビル1F
tel:03-3268-3377
営)17時~22時L.O.
休)月、8/5~12 ※月2回不定休あり
予算:¥6,000~
座席数:テーブル32席
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*『フィガロジャポン』2019年9月号より抜粋
texte : KEIKO MORIWAKI, photos : YU NAKANIWA
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