【受付終了】京都「moksa（モクサ）」の宿泊券を1組2名様にプレゼント。

フィガロジャポン5月号（3月19日発売）「自然に帰る旅」で全4ページでご紹介した宿泊施設「モクサ」の宿泊券をプレゼント。ここでは本誌でご紹介したその魅力を抜粋してお届けします。

平安から続く療養の地、
比叡山麓・八瀬で生まれ変わる。

比叡山麓と高野川の清流に囲まれた京都の奥座敷、八瀬（ヤセ）。壬申の乱で背に矢傷を負った大海人皇子が、日本古式のサウナである窯風呂で傷を癒やして以来、貴族や武士に安らぎの里として愛されてきた地だ。

自然豊かで歴史あるこの場所に誕生するモクサは「再生」をコンセプトに掲げるホテル。梵語で「解脱」や「解放」を意味する名前は、心身を清め、生まれ変わる体験をしてほしいという思いから。

見通しのいい開放的なロビーには、書家の新城大地郎のアート作品や、陶芸家の清水志郎が八瀬の土を野焼きした作品を展示。さまざまな現代作家たちがホテルのために制作したプリミティブな作品を設えることで、都から鬼門の方角である比叡山麓という地域性をモダンに昇華。中央はイノダ＋スバイエがデザインしたファントムハンズのベンチ。

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八瀬の歴史や文化、地域性を紐解いたホテルの核となるのが、お茶ラウンジ帰去来、大原や八瀬から薪や柴を頭に乗せて街へ売りに行く小原女から着想した薪火レストランマーラ、そして、窯風呂にインスパイアされたプライベートサウナの蒸庵だ。

ロビーの一角に設けられた帰去来は、庭に臨む4席のカウンター。京都のお茶屋と提携し、ハハハウスの薬膳茶、小慢（しゃおまん）の中国茶・台湾茶、一保堂茶舗の日本茶をいただける。お茶の香りや味を楽しみながら、静かに流れる時間の中で自然や自分と向き合える。茶人の堀口一子や、陶芸家で茶人の市川孝によるお茶会も不定期で開催される予定だ。

帰去来のカウンターでは日に数回、予約制のお茶会が設けられる。中国・台湾茶を監修するのは茶人の堀口一子（写真）。ここで使われる市川孝の茶道具や小林裕之・希のガラス製品は館内のショップでも販売。

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レストランマーラを率いるのは、フレンチやイタリアンなど多ジャンルで経験を積んだ宍倉宏生シェフ。大原の野菜をはじめとする地元の食材や玄米餅などの特産品を用いて、身体に染み入るような優しい料理を提供する。オープンキッチンのカウンター席に座れば、薪の爆ぜる音や食材の焼ける香りなど、ライブ感たっぷりに五感で味わえる。

左：レストランマーラのエグゼクティブシェフ、宍倉はフォーシーズンズホテル京都で副料理長、ザ・リッツ・カールトン沖縄で料理長を務めた経験をもつ。「イタリアンやフレンチといった枠にとらわれず、土地の食材を生かしたおいしい料理を出したい」と話す。右：オープンキッチンのカウンター席のほかに、庭に臨むテーブル席と個室4室を用意。

左：朝食は養生朝食、和朝食、洋朝食の3種類から選べる。湯葉のおかゆに小鉢が付く養生朝食は清らかな味わいで、内から整えられるよう。左：ディナーコースから。奥は前菜の燻製したタイラギ貝とアジのタルタルと大原のカブ。手前はメインの京都・日吉ポークの熟成肉の炭火焼きに大原のニンジンやチヂミキャベツなど薪火焼きを添えた一皿。

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深緑と清流に抱かれる山里で、
薬草湯やサウナに浸ってリフレッシュ

蒸庵は、炭蒸、檜蒸、美蒸という3つの空間からなるプライベートサウナ。炭、檜、体内のコラーゲンを活性化させる特殊な光という3タイプから選べるうえ、他人を気にせずゆっくり入れるのがなによりだ。

プライベートサウナ蒸庵をプロデュースしたのは、サウナの聖地と呼ばれる静岡のサウナしきじ。炭蒸と檜蒸にはドライサウナ、美蒸にはミストサウナを用意し、それぞれの水風呂には比叡山の地下水を使用。90分の貸切制なので、サウナ初心者でもマイペースで体験できる。完全予約制なので、ホテル予約時にサウナプランを選択するのを忘れずに。

部屋は「リバースイート」「ガーデンスイート」「リラックススイート」「スタンダード」の4タイプ。バスルームには薬草袋が用意され、窓外の自然を眺めながら薬草風呂に浸かれる。

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カリンやヨモギの薬膳酒セットを部屋でいただける。夜食にいなり寿司などのサービスもあり、サウナの利用やレストランの飲み物以外はオールインクルーシブ。

以前よりこの地にあった日本庭園が美しく整えられ、散策ができるように。鴨川の支流である高野川のほとりにあるため、園内の池の水も透明度が高い。夏には庭の奥に露天風呂が完成予定。

京都の歴史や文化が軽やかに転換されたホテルで、心身ともに浄化されるような旅時間。何度も訪れた京都でも、また新鮮な思いで過ごせるだろう。

2022年3月30日にオープンの宿泊施設モクサの宿泊券を1組2名様にプレゼント。ぜひご応募ください。

※フィガロジャポン5月号（3月19日発売）では、モクサを含め全12軒のホテルを紹介しています。その土地ならではの絶景や食、文化の魅力をさまざまに楽しめる「自然に帰る旅」の提案です。ぜひ手にとってご覧ください。お求めはコチラから。

【注意事項】
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