作原文子のうつわ遊び。 作原文子が提案、白いうつわでつくるインテリア。

Interiors 2018.08.09

本来、食卓を彩るうつわで棚を飾るという発想転換。「白いうつわにはいろいろな表情がある」と考えるスタイリスト作原文子がセレクトする、白いうつわの可能性とは?

うつわをインテリアにする。

「白いうつわにはいろいろな表情があるから、並べるだけでも絵になるコーナーができます。インゲヤード・ローマンと木村硝子のコラボレーションは、彼女のデザイン哲学を体現するようにシンプルでミニマム。シリーズで使うのがおすすめです」

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三浦ナオコ » 多治見の工房スタジオ・マーヴォで、正統派の白い和食器を若い感性でモダンに表現。上段左の輪花向付各¥3,456、六寸皿各¥5,400、下段左の片口碗形¥4,104
こいずみみゆき » 埼玉県で作陶。シンプルな白磁や灰釉の皿が使い勝手抜群。下段左に重ねたリム皿¥2,376〜/以上コホロ二子玉川
村井大介 » 釉薬を操り紫やピンクがほんのりと色づくうつわを得意とする。上段中央右の鉢¥4,968 
田中信彦 » 美しい色使いに定評のあるベテラン作家。上段右端の鉢¥7,560
荒川真吾 » 生まれ故郷である宮崎県の土を使いその特徴を生かすうつわ作りを心がける。下段右の鉢¥4,320/以上うつわ楓
平野日奈子 » 多治見で作陶。カジュアルに使えるアイテムを得意としている。上段のピッチャー¥6,480/うつわシゼン
アスティエ ド ヴィラット » 白といえばアスティエ。人気のフランスブランド。小人のフラワーベース¥28,080、顔のカップ各¥19,440/ともにエイチ・ピー・デコ
石飛勝久 » 島根県雲南市の白磁工房。息子の勲氏とともに作陶。下段中央奥の白磁鎬手ティーポット¥10,800
石飛勲 » 白磁の面取りのポットやカップなどを制作。父の勝久氏との作風の違いを楽しむのもよい。下段中央手前の鎬手ティーポット¥8,856/ともにべにや民芸店 上段左のカラフェ¥1,944/ザ テイストメーカーズ & コー 木村硝子のオールドグラス¥1,944、タンブラー¥2,052、LSAの硝子コンテナ各¥10,800/以上リビング・モティーフ 本¥4,482/ビブリオファイル スプーン¥1,296/ザッカワークス ブラックフレーム¥8,640/スローハウス グビのコンソール¥237,600/シボネ青山

●問い合わせ先:
コホロ二子玉川 tel:03-5717-9401
うつわ楓 tel:03-3402-8110
うつわシゼン tel:03-3746-1334
エイチ・ピー・デコ tel:03-3406-0313
べにや民芸店 tel:03-5875-3261
ザ テイストメイカーズ & コー tel:03-5466-6656
リビング・モティーフ tel:03-5575-8980
ビブリオファイル tel:03-3582-2707
ザッカワークス tel:03-3295-8787
スローハウス tel:03-5495-9471
シボネ青山 tel:03-3475-8017

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インゲヤード・ローマン コレクション » スウェーデンを代表するデザイナーが木村硝子のためにデザイン。水を意識したという形。左から、木村硝子のウォーター・カラフ¥10,800、上に重ねたウォーターグラス¥5,400、ザ・セット・ワイン¥4,968、ザ・セット・ボウル¥7,452、ザ・セット・プレート¥7,776、ザ・セット・ウォーター¥4,968
長田佳子 » 色の違う粘土を積み重ねて模様を出す「練り込み」と呼ばれる技法で綺麗な作品を生み出す。石ころ箸置各¥1,080/以上リビング・モティーフ 海馬ガラス工房の鳥のオブジェ¥2,700/ビームス ジャパン 箸(6膳セット)¥2,160/ザ・コンランショップ

●問い合わせ先:
リビング・モティーフ tel:03-5575-8980
ビームス ジャパン tel:03-5368-7304
ザ・コンランショップ 0120-04-1660(フリーダイヤル)

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食卓やシェルフに色や柄を取り入れて、アートな空間に。


*『フィガロジャポン』2018年7月号より抜粋

photo : MASAHIRO SANBE, stylisme : FUMIKO SAKUHARA, réalisation : SAIKO ENA

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