ヴィンテージ好きのシャルロット、素焼きや籐を生かして。
Interiors 2021.08.15
アールドゥヴィーヴルを体現するフランス人クリエイターが一目惚れしたインテリアから、この夏のアイデアをピックアップ!
素焼きやガラス、素材を生かして空間を作る。
シャルロット・カデ
オンラインブロカントSELENCY共同創始者
常にヴィンテージに夢中だけど、この夏は特に、素材使いに注目しています。たとえば素焼きのポット(8)。インテリアにもエクステリアにも完璧な、素晴らしいオブジェよ。スモーキーなグラス(1)やアンバーカラーのダム・ジャンヌと呼ばれるガラス製の大きな壺(5)は、たくさん集めてテーブルの上や棚、ベンチの上などに置きたい。絶対に手に入れたいヴィンテージアイテムは、籐の肘掛け椅子(4&6)、農場の大テーブルやミッシェル・デュカロワのトーゴソファ、アルモワール・パリジェンヌと呼ばれる収納家具や、アシメトリーな鏡など。部屋の印象をドラマティックに変えてくれる照明も重要ね。柔らかい間接的な光を実現してくれる、複数でバリエーションのつけられるもの(3)を。手持ちで移動できるランプ(2)を、雨戸やバルコニーの手すりに引っ掛けておくのもいい。テーブルの上にはランタンかキャンドル(7&9)を置いて、暖かな灯りを。
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9.Candle
Charlotte Cadé
シャルロット・カデ
オンラインブロカントSELENCY共同創始者
www.selency.fr
グルノーブルのビジネススクール出身、33歳。企業でマーケティングやコミュニケーションを担当したのち、2014年、ヴィンテージのオンラインショップを起業。
*「フィガロジャポン」2021年9月号より抜粋
text: Marie-Sophie N’Diaye (Madame Figaro)