春の模様替えに取り入れたい、日本初上陸ブランド。
Interiors 2019.02.09
トレンドをふまえた上質のホームデコ・アイテムを取り揃えるカッシーナ・イクスシー。新たに取り扱いを始める中から、特に注目してほしい3つのブランドを紹介する。
オランダの「フェスト」のボウル「Marais」。
ひとつ目はアムステルダムとユトレヒトに店舗を構える「Fest(フェスト)」。デザイン性の高いアイテムをリーズナブルに提供したいという思いから、フェムク・フルネイが2013年にスタート。シンプルながら、どこか目を引く洗練されたアイテムを揃える。ゲストデザイナーとの協働にも積極的で、オランダのデビッド・デルクセン、ベルギーのシルヴァン・ウィレンツ、オーストラリア出身のスタジオ・トゥリーリー・トゥルーリ―ら、気鋭の若手を起用したシリーズも人気だ。日本にはまず、クッションやボウルなどの雑貨が紹介される。
ウクライナ発の「Noom(ノーム)」は、2017年に工業デザイナーのカテリーナ・ソコロワと、デザイナーであり実業家でもあるアーケード・ヴァルタノフによって設立。アイテムの多くは金属で作られており、ウクライナにある彼らの工房で伝統と現代の製造技術を組み合わせながら制作を行う。円や楕円の板と円柱などを組み合わせるフラワーベースは、華やかな花でも野の草でも、思いのほか引き立ててくれる不思議な美しさを持つ。
ノームとはまたひと味違うフラワーベースを提案するのは、ベルギーのブランド「Les Pieds de Biche(レ・ピエ・ド・ビッシェ)」。コンクリートという工業用の素材に、ビビッドなカラーや模様を加え、部屋のアクセントになるようなアイテムに仕上げている。
それぞれ、ヨーロッパでは着実に指示を集めている気鋭のブランド。新年度の部屋づくりに取り入れてみては?
休)水