再び命を吹き込まれた、黄金期の北欧テキスタイル。
Interiors 2020.05.16
鮮やかで大胆、そしてどこか懐かしさを感じさせるデザインで、多くの人に愛される北欧テキスタイル。その新ブランドが2020年春、東京で始動したことをご存知だろうか。
「青い鳥」を意味する「Blå Fågel(ブローフォーゲル)」と名付けられた生地。ファブリック(W146×L120cm)¥10,300(予約販売)
「Nordiska Tyger(ノルディスカ ティーゲル)」は、北欧テキスタイルの黄金期1960〜70年代のデザインを復刻しプリントするテキスタイルブランドだ。復刻されるデザインはスウェーデンのテキスタイルコレクター、サラ・アクステリウスの2冊の著書に掲載されているもの。なかには、当時デザインされたものの市場に出回らなかった幻の作品や、復刻にあたりデザイナーが新たに絵柄を描き足したものなど、貴重なプリントも含まれる。また、環境や労働に関する社会問題にも目を向け、オーガニックコットンの使用や労働者への対価の保証、労働環境の整備など、持続可能な社会を追及する積極的な取り組みにも注目したい。
オンラインショップでは生地だけでなく、日常に取り入れやすいクッションカバーやマルチクロスも販売中。アイテムごとに掲載されているデザイナーのプロフィールやデザインに込められた思いを知れば、一点一点が特別なアイテムになりそう。ストーリーのあるファブリックを手に入れて、日々の暮らしに彩りを加えてみては?
クッションカバー。手前から「Maskros(マスクルス)Grey」¥4,950、「Träd(トラッド)Red」¥5,280、「Blå Fågel(ブローフォーゲル)Blue」¥4,950 サイズはいずれも45×45cm
「Nippon(ニッポン)Black」マルチクロス(W140×L200cm)各¥19,800
※この記事に記載している価格は、標準税率10%の税込価格です。