タイルみたい?な、北欧デザインのカーペット。
Interiors 2021.05.24
大きなカーペットの買い替えや、カーペットフローリングの貼り替えは大仕事。しかも、汚れがついてしまったときのお手入れも手間がかかる……というわけで、最近人気なのが、堀田カーペットから発売されているDIYカーペット「WOOLTILE(ウールタイル)」。これは、部屋のサイズやイメージに合わせてタイルのように自在に並べて使えるタイル式のカーペットのこと。そのウールタイルから、北欧デザイナーとのホテルプロジェクトで生まれた新シリーズ「ラインズ」が、5月19日より発売開始。
手描きのようなゆらぎのある線が1~3本描かれたラインシリーズは、各3色(ディープブルー、ブルー、オレンジ)展開。無地とアクセントになる瞳「EYE」が描かれたものも含め、全部で11柄が揃う。ストライプ状に並べたり、市松模様のように組んだり、自由な発想で楽しんで。公式オンラインストアでは、好みの色柄を選んでパズルのようにシミュレーションできるので、ぜひトライしてみて。「ラインズ」DIYカーペット(1枚H50×W50cm)各¥5,500
この新シリーズは、東京・日本橋浜町にあるHAMACHO HOTELのTOKYO CRAFRT ROOMプロジェクト第4弾として、デンマーク・コペンハーゲンを拠点に活躍するデザインスタジオのAll the Way to Paris(オール・ザ・ウェイ・トゥ・パリス)とのコラボレーションが実現したことにより始まったもの。彼らの感性と日本の確かなものづくりとの出合いにより、「日本の美意識」をカーペットで表現。ハンドドローイングのような温かみや個性を持つ、遊び心あふれる11柄で展開される。
好きなように柄を組み合わせて作るカーペットは、まさに自分だけのオリジナル品のよう。部屋のイメージやサイズ、家具の色やデザインに合わせて、パズル感覚で楽しみながら並べてみて。
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1枚ずつタイルのように並べられるので、たとえば、部分的に汚してしまった場合でも、そこだけ取り出してお手入れができるのも便利。
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工具も必要なく、部屋や家具のイメージに合わせて、好きなように色と柄を組み合わせられるのが魅力。
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All the Way to Paris(オール・ザ・ウェイ・トゥ・パリス):コペンハーゲンを拠点にするタニア・バイブとペトラ・オルッソン・ゲンズによって立ち上げられたグラフィックデザインスタジオ。デンマーク王立芸術アカデミーでグラフィックデザインを学んでいたふたりは、出会ってすぐにスタジオを立ち上げ、現在は多国籍なメンバーによって構成されている。ビジュアルアイデンティティ制作、イラスト、展示会などのグラフィック、美術館や博物館のカタログ制作、書籍、テキスタイル、インテリアなど、プロジェクトの規模に関わらず、多岐にわたるデザインを行っている。https://allthewaytoparis.com
texte : NATSUKO KADOKURA