カリモク家具が、ブルーボトルコーヒー 上海の新店舗用に作った新作とは。

Lifestyle 2022.09.12

カリモク家具は「Karimoku Case Study(カリモクケーススタディ)」の新たなケーススタディである上海の「Blue Bottle Coffee Jing'an Kerry Centre Cafe(ブルーボトルコーヒー静安ケリーセンターカフェ、以下JAKCカフェ)」と本プロジェクトのために作られた新作アイテムを発表。

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上海にオープンした「ブルーボトルコーヒー JAKCカフェ」。瓦を大胆かつ効果的に使用した店内は、カリモクケーススタディのデザインを手がける建築家の芦沢啓治が設計を担当。1階は自然光がふんだんに射し込む明るい空間で、家具も明るい色合いのものを配している。Photo : Jonathan Leijonhufvud

カリモクケーススタディとは、「空間から考える家具」をテーマに、建築プロジェクトに際し、その空間で実際に使用するものとしてデザインされた家具コレクション。デンマークのデザインスタジオ、Norm Architects(ノームアーキテクツ)をクリエイティブディレクターに迎え、デザイナーとして建築家の芦沢啓治が参加している。今回発表するケーススタディは、ブルーボトルコーヒー 中国本土・上海の新店舗「JAKCカフェ」のために製作したCASE STDUY 02.2「ブルーボトルコーヒージンアンケリーセンターカフェ」。

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1階とコントラストをつけて、2階はシックで落ち着いた空間。Photo : Jonathan Leijonhufvud

カリモクケーススタディのデザイナーである芦沢が設計を担当した新店舗は、エントランスに沿って奥へと伸びるキッチンカウンターや壁面に、日本そして中国の両国で古くから使用されてきた建材である瓦を大胆に使用。上海の古都を彷彿とさせる内装は、あたかも路地裏へと迷い込んだような錯覚すら覚える空間になっている。これまでのケーススタディと同様に、店内で使用されている家具はカリモクケーススタディのコレクションから選出。このプロジェクトのためにデザインされた新作のダイニングチェア「A-DC02」やラウンジチェア「A-LC01」がそれぞれの空間において、来訪者を温かく迎え入れ、コーヒーとともに寛ぎの時間を提供する。この2点の家具が、10月中旬よりカリモクケーススタディのラインアップに加えられ、受注開始予定。美しさと機能を兼ね備えたデザインは、リラックスタイムもワークタイムもより心地よいものにしてくれるはず。

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ダイニングスペースだけでなく、ワークスペースでのミーティングや、カフェなどさまざまなシーンでの使用において、快適な座り心地を提供するためにデザインされたオーク材のダイニングチェア。ケーススタディ 02.1「SHIBUYA CAFE」で登場したA-DC01のデザインを踏襲し、軽快な外観はそのままに、長時間座っても疲れないようにアップデート。A-DC02 ダイニングチェア ¥102,300〜(10月中旬より受注開始予定)

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芦沢デザインのA-LC01は、A-DC02と同様に、自宅だけでなく、さまざまなシーンでの使用も視野に入れたラウンジチェア。やや傾斜のあるゆったりとした座面は心地よく寛ぐことができ、彫りの深い背もたれと柔らかなマテリアルは有機的で心地よい印象を与えてくれる。A-LC01 ラウンジチェア ¥195,800〜(10月中旬より受注開始予定)*製品化に向けて、デザインの仕様変更あり。

●問い合わせ先:
カリモク コモンズ トウキョウ
tel : 03-6805-0655
https://commons.karimoku.com

text: Natsuko Kadokura

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