ボッテガ・ヴェネタのショーで使われた、あのチェアが販売。

Lifestyle 2022.12.03

ボッテガ・ヴェネタは、建築家でありアーティスト兼デザイナーのガエタノ・ペッシェとのコラボレーションを継続し、11月30日〜12月4日まで開催される「デザイン・マイアミ」の今年のフラッグシップフェアにおいて、2023年春夏ランウェイショーの会場を飾ったチェア「Come Stai?(コメスタイ?)」のセレクションを展示・販売。「Come Stai?」は、ボッテガ・ヴェネタの公式オンラインサイトでも発売中。

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伝統的なトワルをベースにしたコットンの布地を着色したレジンに浸し、ところどころに手描きのドローイングをあしらった作りとなっているチェア「Come Stai?」。ショーに招待されたゲストが実際に座っていたように、実用性もあるアート作品でもある。

ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブディレクターを務めるマチュー・ブレイジーから異例の依頼を受けたガエタノ・ペッシェ。その依頼とは、ミラノで去る9月に行われた春夏コレクションのためだけに、特別なショー空間を制作するクリエイティブなカルト・ブランシュ(自由な裁量で行動できること)だった。会場では、彫刻的なレジンの床に鮮やかな色彩をまとった400脚のレジンのチェアがゲストのために並べられ、大きな話題となったのはまだ記憶に新しい。

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ミラノで開催されたランウェイショーでは、400脚もの「Come Stai?」が並べられた。

「Come Stai?」はペッシェが手がけた新しいデザインで、彼の作品としては数年ぶりとなるオリジナリティあふれるチェア。ひとつひとつが個性的で異なるデザインで、まさにそれぞれが1点ものの希少なアート作品でもある。

「このチェアは多様性へのトリビュートです。人はひとりひとりが異なった存在で、それこそが私たちの本質です。私たちはみな同じだという人もいますが、そんな馬鹿なことがあるはずがありません! 私たちはひとりひとり違っていて、それこそが個性なのです。そうでなければ、私たちは単なる誰かのコピーになってしまいます。だれもがオリジナルであって、私のデザインのテーマのひとつになっています」とペッシェはコメントを寄せる。

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自分とまったく同じ人は存在せず、人はそれぞれが異なっていてそれこそが個性であるように、「Come Stai?」もふたつと同じデザインはない。チェア「Come Stai?」1脚¥1,024,100〜/ボッテガ・ヴェネタ

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「Come Stai?」は、ボッテガ・ヴェネタがガエタノ・ペッシェとマチュー・ブレイジーに制作を依頼した新しい書籍としても登場。この限定販売の書籍は、ペッシェとキュレーター/美術批評家のハンス・ウルリッヒ・オブリストの深い考察に基づくインタビューをもとに、ペッシェとブレイジーのクリエイティブな取り組みや価値観など多くのつながりを明らかにしていき、今回のコラボレーションのアイデアやアプローチ、プロセスなどを掘り下げている。ブックカバーも実際のチェアと同様に1冊ごとに異なる。日本での発売は未定。

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●問い合わせ先:
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
0120-60-1966(フリーダイヤル)
www.bottegaveneta.com

text: Natsuko Kadokura

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