バレンタインは、世界各国発の人気ショコラを狙いうち！

世界各国の人気ショコラトリーが集う日本では、バレンタインデーに贈りたいチョコレートもよりどりみどり。安定した人気を誇るヨーロッパ発の高級ショコラをはじめ、日本発のビーン トゥ バー ブランドや、これから日本でも注目が高まりそうな新進気鋭のブランドを厳選してご紹介！

ネル クラフト チョコレート トーキョー ＜日本＞

日本各地の自然の恵みを
チョコレートに詰め込んで。

オープンは2019年2月15日の新進気鋭ブランド。「手しごと」と「日本らしさ」をキーワードにしたこのチョコレートショップは、ワールドチョコレートマスターズ 2007年総合優勝の水野直己に師事したシェフ・ショコラティエの村田友希がカカオの選定から行うビーン トゥ バーの手法でチョコレートを作り上げている。今年のバレンタインは、「2023 バレンタインの自信作」というカカオパルプのパート・ド・フリュイを包み込んだ「カカオフリュイ」や村田シェフが休暇中に各地で出合い「これはチョコレートと合わせてみたい！」と思った八丈島のシイタケやレモン、信州産くるみといった日本の食材を取り入れたボンボンショコラなどを詰め合わせた「アーバン デザイン コレクション 2023」など、チョコレートの新たな魅力を知ることができる逸品を展開。またサロン・デュ・ショコラ＠京都では、京菓子司「俵屋吉富」とコラボレーションした「カカオ落雁」を限定先行発売。関西方面の人はこちらもお見逃しなく！

「カカオフリュイ」「沖縄バニラ」「八丈島 うみかぜ椎茸」「蕎麦とクリームチーズ」「伊豆檸檬アールグレイ」「八丈シトロン」など、チョコレートと日本食材の新たなマリアージュを堪能して。「アーバン デザイン コレクション 2023」（6個入り）￥2,592、（10個入り）￥4,104　＊アソートの種類は販売店により異なる。

富山県産のニホンハッカをネル自家製のホワイトチョコレートと合わせた「ネル流のチョコミント」タブレット。チョコレートブランド、セイストの瀧島シェフとのコラボ商品。「富山ハッカ」￥1,620（2/2〜14 渋谷スクランブルスクエア TOKYU Food Show EDGE 限定発売）

1755年創業、京都・室町の京菓子司「俵屋吉富」と共同開発。カカオの香りを落雁の独特の食感に組み合わせて、日常的にカジュアルに楽しめるのが魅力。「カカオ落雁 砂燦加（さざんか）」（18個入り）￥2,700（〜2/14 ジェイアール京都伊勢丹店サロン・デュ・ショコラ 限定先行発売）

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ブノワ・ニアン ＜ベルギー＞

モダンな佇まいのショコラは、
旅がインスピレーション源。

前職は製鉄メーカーのエンジニアという異色の経歴の持ち主、ブノワ・ニアン。チョコレートの魅力に取り憑かれ、古い文献などをひも解き独自の研究を重ね、自宅ガレージを製造場所に改造し、ショコラティエとして歩みはじめたのは2006年のこと。自らを「カカオ職人」と呼び、2015年にはペルーに自社のカカオ農園を所有し、自然環境とスタッフの労働環境にも配慮しながら質の高いチョコレートを作り続けている。今年のバレンタインは「旅」をテーマに、世界のカカオ産地を旅するブノワ・ニアンの旅先でのインスピレーションから生まれたショコラが登場。飛行船に乗ってカカオを探す旅をイメージしたボンボンショコラや、彼が訪れた地で出会ったスパイスやフルーツと組み合わせたボンボンショコラなどを用意。カカオの個性を最大限に引き出すブノワ・ニアンだからこそ実現した奥深い味わいをぜひ体験して。

飛行船に乗ってカカオを探す旅をイメージしたコレクション。日本で出合った抹茶・ゆずと組み合わせたボンボンをはじめ、アメリカ、地中海など旅先で出合った味を4種類のボンボンに表現。「コレクション ヴォヤージュ」（4個入り）￥2,160（日本初・バレンタイン限定）

フランス語で「燃えるような」を意味する「フランボワイヤン」と名付けられたコレクションは、ブノワ・ニアンが祝福の気持ちを込めたもの。産地別のカカオ豆を使用した「リオ ドゥルセ」など、フルーツやピスタチオなどを組み合わせた4種類のボンボンは、甘さや酸味が印象的。「フランボワイヤン コレクション」（4個入り）￥2,160（日本初・バレンタイン限定、三越伊勢丹グループ限定発売）

鮮やかなハートに目を奪われるバレンタインならではのコレクション。大切な人へのとっておきのギフトにぴったり。「ブルー＆ピンク＆レッド＆マゼンタ ローズ」（6個入り）￥3,240（バレンタイン限定、公式オンラインショップ限定発売）

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ピエール マルコリーニ ＜ベルギー＞

ハートのパッケージで、
大切な人への想いを込めて。

日本でも絶大な支持を集めている、ベルギーを代表するショコラティエのピエール マルコリーニ。この季節のバレンタイン コレクションを毎年楽しみにしている人も多いのでは？ 「TOUCHING HEARTS」をテーマにした今年は、コロナ禍で身近な人とのコミュニケーションが少なくなってしまったいま、「改めて大切な人に気持ちを伝え、つながりを強めるきっかけにしてほしい」という想いが込められている。恋人へ贈るだけでなく、友情や愛情、感謝など、さまざまな気持ちを使える機会となっている日本のバレンタインに寄り添えるよう、幅広いラインナップが揃っている。なかでも注目は世界初登場の新作チョコレート「レ クール ヌーヴォ シリーズ」をメインに詰め合わせた「ヌーヴェル セレクション」。これはさまざまな食感と香りが楽しめる新作「レ クール ヌーヴォ シリーズ」が、ピエール マルコリーニのアイコン的存在であるハートモチーフとなって世界初登場を遂げたもの。バレンタインにこれ以上なくぴったりなハートモチーフで、今年はストレートな想いを伝えてみては？

「レ クール ヌーヴォ シリーズ」の新作が日本で世界初登場。左：バニラ、ティムットペッパーを使ったホワイトガナッシュにビターチョコレートリーフ、ナッツ、カカオニブなどを食感のアクセントに。「クール ヌーヴォ ヴァニーユ エ ポワブル ティムット」 右：ゆず、マンダリンを使ったミルクガナッシュに、ビターチョコレートリーフ、ナッツ、カカオニブを重ねて。側面からの見た目も楽しい。「クール ヌーヴォ ユズ エ マンダリン」

今年の新作「レ クール ヌーヴォ シリーズ」を中心に詰め合わせたアソートメントボックス。「ヌーヴェル セレクション」（6個入り）￥2,700、（9個入り）￥3,996（ピエール マルコリーニ直営店および全国の取扱店、公式オンラインショップで発売）

2023年のテーマ「TOUCHING HEARTS」のコンセプトロゴを象った、毎年好評のハート型の缶パッケージ。新作「レ クール ヌーヴォ シリーズ」をはじめ、バレンタインにぴったりな人気商品の詰め合わせ。「コフレ クール」（5個入り）￥2,376、（9個入り）￥4,050（ピエール マルコリーニ直営店および全国の取扱店、公式オンラインショップで発売中）

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ブルガリ イル・チョコラート ＜イタリア＞

SDGsにも配慮した、
チョコレートの宝石。

ブルガリが宝石づくりと変わらぬ情熱を惜しみなく注いでいるところから名づけられたチョコレートの宝石「チョコレート・ジェムズ」。今年のバレンタインは、自然からの贈り物である宝石を卓越した技術でジュエリーに昇華しているブルガリの原点に回帰し、チョコレートもサステイナブルな環境で、生産者の生活向上も考えて作られた食材を使い、食品ロスや廃棄物削減への試行錯誤を重ねたうえで、メートルショコラティエの齋藤香南子の優れた技術により驚きとおいしさを纏ったチョコレート・ジェムズが誕生。「ビーガンのチョコレート・ジェムズ」という選択としての「ヘーゼルナッツプラリネ」や小田原のアートサイト、江之浦測候所のある甘橘山（かんきつざん）にて自然農法で作られたグリーンレモンの皮、果実、そして種に至るまですべてをチョコレートに使用した「グリーンレモン」、フェアトレードのガーナ産オーガニックカカオとインド産砂糖を使用した「アーモンドプラリネ」、石川県で自然農法により育てられたホーリーバジルを使用した「バジル」。この4つのチョコレート・ジェムズの輝きで、人と人、人と自然の間が愛で満たされるようにとの願いが込められている。

「ヘーゼルナッツプラリネ」「グリーンレモン」「アーモンドプラリネ」「バジル」、4種類のバレンタイン限定フレーバーが入ったボックス。「サン・ヴァレンティーノ」（4個入り）￥5,200（ブルガリ イル・チョコラート、公式オンラインショップほかで発売中）

パッケージにはブルガリジュエリーのアイコンのひとつ、ディーヴァのモチーフが施されて。アモーレ（愛）のメッセージを継いだカラーが美しくあしらわれている。リュクスな10個入りボックスには、4種類のバレンタイン限定フレーバーに「カカオ・バリネーゼ」をプラス。「サン・ヴァレンティーノ 2023」（10個入り）￥14,000（ブルガリ イル・チョコラート、公式オンラインショップほかで発売中）

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パティスリー・サダハル・アオキ・パリ ＜フランス＞

フルーツとお茶を使った
新作ショコラが多数！

軽井沢にコンフィチュール製造拠点のアトリエを構えるなど、その魅力にハマっているフルーツと、アオキが得意とする素材のお茶、このふたつの素材の魅力を取り入れた新作ショコラに今年はとくに注目。ショコラアソート「AOKI 2023」には、ブルーベリーのパートドフリュイとアールグレイのガナッシュを合わせた2層タイプのショコラ「ミルティーユ アールグレイ」と、ジャスミン茶の上品な香りが印象的な「テ ジャスマン」、ハチミツのガナッシュとレモンのコンフィを合わせた「ミエル シトロン コンフィ」の新作3個を詰め合わせ。そのほかにも愛知県産のイチジクと長野県産のシャインマスカットとリンゴをショコラに合わせた「フリュイ コンフィ オ ショコラ」や三重県の伊達丸亀製茶の亀山茶をアオキのスペシャリテであるマカロンに閉じ込めてショコラで包んだ「ショコロン テ カメヤマ」など、とっておきの日本の国産食材をショコラやトリュフ、マカロンに取り入れた魅惑的なアイテムが勢揃い。

新作「ミルティーユ アールグレイ」「テ ジャスマン」「ミエル シトロン コンフィ」に、フランスでもっとも権威あるショコラ品評会で最高位の受賞歴を持つ「パッション」「プラリネ オレ」、そして人気フレーバーの「フィグ」を加えた6個の組み合わせ。今年のテーマであるフルーツとお茶を使用し、ショコラとのマリアージュを堪能できるスペシャルなアソート。「AOKI 2023」（6個入り）￥3,348（直営店8店舗、公式オンラインショップ、全国催事会場などで発売）

三重の山間部で丹精込めて栽培された伊達丸亀製茶の亀山茶を使用し、アオキのスペシャリテであるマカロンに閉じ込めショコラで包んで「ショコロン」に。日本初の紅茶品種「べにほまれ」、アオキお気に入りの煎茶「おおきに」をはじめとする5種類の茶葉を使った香り豊かなフレーバーが魅力。「ショコロン テ カメヤマ」(5個入り）￥3,348（ジェイアール名古屋タカシマヤ限定）

アオキが幼少期を過ごした愛知県と、新たにアトリエを構えた長野県、思い入れのあるふたつの土地のフルーツにイタリア・ドモリ社のショコラを合わせて。「フリュイ コンフィ オ ショコラ」（40g）￥2,700（ジェイアール名古屋タカシマヤ限定）

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ミッション チョコレート ＜ブラジル＞

カカオの本場ブラジルから、
サロン・デュ・ショコラ初登場。

カカオとチョコレートの教育者であり、作り手としても20年以上の経験を持つアルセリア・ガヤルドにより2013年に創業したブラジル発のミッション チョコレート。カカオを知り尽くした彼女だからこそ実現できるユニークなビーン トゥ バーのブランドで、食材の宝庫としても世界から注目されているブラジルの魅力をチョコレートに詰め込んでいる。「ほかには存在しないチョコレートを作ること」にフォーカスを当て、カカオ業界のサステナビリティにも積極的に取り組んでいる。創業から10年たらずで、過去5年間に世界的なチョコレートの品評会で50以上もの賞を受賞している超新星だ。サロン・デュ・ショコラ 2023にて初登場を果たし、今後ますます注目度が高まることは必至。売り切れる前にオンラインショッピングサイトをチェック！

コロンビアに源流を持つネグロ川とペルーに源流を持つソリモエンス川。その合流地点で黒色のネグロ川と茶褐色のソリモエンス川の水流が合流しているにもかかわらず、混じり合うことなく続く奇跡的な現象を1枚のタブレットチョコレートで表現。南米大陸に流れる2本の川の出会いにインスパイアされて作られたこのタブレットは、視覚的に異なる2種類の70％チョコレートを使用し、片面に使用されたカカオはブラウニー、フォレストベリージャム、チョコレートケーキのアロマが感じられ、赤みを帯びたもう片方はクリーミー、ライム、草、焦がしキャラメルのアロマが薫る。同じ70%なのにまったく異なるカカオの風味が楽しめるという、ブラジルの自然の恩恵を感じる1枚。「トゥーリバース タブレット」￥1,788（サロン・デュ・ショコラ 2023 オンラインストアにて発売）