ディオールが、大阪・関西万博に出展。フランスパビリオンで、日本との揺るぎない絆を新たに確認。
Lifestyle 2025.04.18
先日開幕し、盛り上がりを見せる2025年大阪・関西万博。メゾンディオールは、フランスパビリオンで、パリのオートクチュールの卓越性を反映し、職人技と手仕事へのオマージュとして見事なオデッセイを実現。

館内ではロダンの彫刻、ブルー、ホワイト、レッドの3色のバリエーションで展開されるディオールのエレガンスを象徴するタイムレスな「バー」スーツ、そして1949年にクリスチャン・ディオールがデザインし、パリ2024オリンピック・パラリンピックのために復刻された伝説的なトリコロールカラーのアンフォラ ボトルがそれぞれ、動きの美しさに対する賛辞を表現している。

また、クリスチャン・ディオールがクチュリエになる前まで建築家を志していたことを反映し、"LADY DIOR AS SEEN BY"プロジェクトのために2024年に建築家の妹島和世が手がけた「レディディオール」も新たに展示。そのほか、シルエットのスケッチを立体的に表現した約400点の象徴的な白いトワルは、3Dプリントで再解釈されたディオールのアイコニックなフレグランスのボトルとともに、インスタレーションの中心でスポットライトを浴びている。その中央には、日本人アーティストの高木由利子が制作した詩的なイメージの中で、ディオールのモデルたちが生き生きと動くーー。夢のようなコレオグラフィーは、日本人デザイナー、吉岡徳仁の作品によって彩られている。

伝統と卓越性を誇るオートクチュールメゾンと日本人アーティストたちとのコラボレーションが、ディオールと日本、ひいてはフランスと日本の芸術性で結ばれた絆を象徴している。ファッションやアートを愛するすべての人にとって、フランスパビリオンはマストビジットだ。


2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
フランスパビリオンでのディオール
会期:〜2025年10月13日(月・祝)
text: Natsuko Kadokura