森 星のtefutefuキュレーションによる『色寂 irosabi』展が、銀座で日本初開催。
Lifestyle 2025.07.26
モデルの森 星がクリエイティブディレクターを務めるプロジェクト「tefutefu(てふてふ)」キュレーションによる『色寂 irosabi』展が、銀座・和光にて8月1日より開催。
『色寂 irosabi』展の会場となるのは、銀座・和光の本店地階にあるアーツアンドカルチャー。2024年にオープンしたこのスペースは、洗練された品々や刺激的なプログラムを通じ、現代の生活に多様な美意識と感性、唯一無二の体験を提供する。
tefutefuは、日本の歴史や伝統、原風景に触れながら、衣・食・住にまつわる文化や暮らしの美学を見つめ直し、国内外に発信するプロジェクト。本展はそのtefutefuのキュレーションのもと、素材や技、そして時間が織りなす"色"に着目した特別な展示販売となる。
日本で初開催となる本展は、過去にロサンゼルスで開催された展覧会のテーマ「色寂 irosabi」を軸に新たな視点から再構成し、日本文化の文脈に深く根ざした「色寂」の世界を丁寧に紡ぎ出す。色寂とは、モノが人の生活に寄り添ってきた"時間"に光を当て、時間とともに風合いや表情を帯びていく素材やモノ、景色の"色"に注目し、移ろう世界の中で見せる一瞬の色彩を愛しむ心を指す。
「命も、色も、想いも、すべてが時の中で呼吸しています。ファッションモデルを通して、世界の手仕事に触れてきた私にとって、時を重ねて深まるものの尊さは、日本の美意識にも通じる大切な価値です」と森 星は述べる。
本展では、伝統的な手仕事や匠の技に新しい視点を交え、未来へとつながる活動を続ける職人やアーティストが集う。今回、会場となる和光アーツアンドカルチャーの1周年の節目を記念し、これまで和光とともに歩んできた作家も参加する。素材や職人の技に宿る"時間"の痕跡を見つめ、静かな色彩に宿る美をぜひ手に取ってみたい。
森 星がクリエイティブディレクターを務めるtefutefuは、自然と調和するという日本人の考え方や所作、美意識には、現代の暮らしにおいても心身を整え、感性を豊かにする数多くのヒントがあると考えている。
会期:2025年8月1日(金)〜20日(水)
会場:和光 本店地階 アーツアンドカルチャー
03-3562-2111(代表)
営)11:00〜19:00 *初日の8/1は13:00〜17:00
https://www.wako.co.jp/c/artsandculture
text: Natsuko Kadokura