スーツケースに忍び込む、トコジラミを家に連れ帰らないためにすべき4つのアドバイス。

Lifestyle 2025.08.16

250120mf-top-word-2.png

跳ねることもなければ、飛ぶこともしない。だが、スーツケースに忍び込むことができる。そう、南京虫(トコジラミ)だ。ウイルス学者のオセアン・ソレルはインスタグラムの投稿で、バカンスのお土産として南京虫を持ち帰らないための、4つのシンプルなアドバイスを紹介している。

250721-mf-bedbug.jpeg

photography: miniseries / Getty Images

私たちが考えているよりもずっと、トコジラミは荷物の中に潜り込むことが好きなようだ。そして、バカンスから戻ると同時に私たちの家に移住する。彼らを追い払うためには、ときに羽毛布団数枚、さらには数百ユーロが消えることもある。

そうした事態を防ぐため、ウイルス学者のオセアン・ソレルが、7月7日のインスタグラムの投稿で効果的な4つの対策を紹介している。

---fadeinpager---

スーツケースはハードタイプを選ぶ

最初の重要なアドバイスは、「布製のソフトタイプではなく、ハードタイプのスーツケースを使うこと」だ。布に比べて気密性が高く、なめらかで、南京虫が隠れられる場所が少ない。「これが侵入を防ぐ最初の障壁です」とソレルは言う。

スーツケースを床に置かない

もうひとつのアドバイスは、「スーツケースを床やベッドの上に置かないこと」。なぜだろうか? 南京虫は恐るべきクライマーだからだ。ソレルによると、「荷物用の台を使うこと、または、浴槽の中に置いておくのも効果的です」。さらに、スーツケースを置いたら「できるだけ常に閉めておくこと」と強調する。

部屋を念入りに調べる

ほかにも忘れてはならないポイントは、宿泊先に到着したら、荷物を解くより先に、衛生チェックをすることだ。たとえば寝室では、「シーツ、マットレス、壁、家具の隙間、カーテン、枕元のテーブル......隅々までチェックしてください」と彼女は言う。「かくれんぼのチャンピオンが隠れていそうなところすべてです」。なにも見逃してはならないのだ。

南京虫を過小評価しないこと

動画は注意喚起で終わっている。南京虫は、「どんなに清潔な家でも」、旅先でも、どこにでも発生しうるものだとソレルは言う。 

彼らは不潔の象徴でもなければ、タブー視すべき存在ではない。だが、心配しすぎる必要もない。こうした簡単な対策を取るだけで、多くの苦労を免れることができる。南京虫に対しては、予防が何よりも大切なのだ。

From madameFIGARO.fr

text: Tiphaine Honnet (madame.lefigaro.fr) translation: Shion Nakagawa

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest
和菓子
35th特設サイト
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.