魅惑の深夜食堂へようこそ。〈イタリアン編 #01〉 深夜の東銀座で、魚介イタリアンをおひとりさまサイズで。

少しの罪悪感を味わいながらも、おいしい料理で一日を締めくくるのは、とっても素敵なこと。23時でもオーダー可能なとっておきの深夜食堂を、ジャンル別にご紹介。新鮮な魚介を使ったイタリアンをひとりで気軽に食べたいときは、東銀座の「ラ・ボッテガ・デルマーレ」へ。

外からも見えるカウンター席。ひとりでも入りやすい雰囲気作りを目指している。

ITALIAN　ラ･ボッテガ･デルマーレ｜東銀座

大人が集う美食エリアとして注目を集める東銀座に、新鮮な魚介を使ったイタリアンとナチュラルワインを楽しめる店が登場。この店の主役はオーナーが生まれ育った富山県から毎日直送される旬の魚。通常、大皿で供されることが多い「アクアパッツァ」や、ワインにぴったりな「フリット」をおひとりさまサイズでオーダーできるのもうれしい。12種揃うグラスワインのほか、日本全国から選りすぐった淡麗な味わいの日本酒も充実している。時間を忘れて、ひとりでしっとり美味美酒を楽しむ夜も悪くない。

「鮮魚のカルパッチョ」￥1,728。シチリアの海塩とレモン、上質なバージンオイルでさっぱりと仕上げた女性人気が高いひと皿。

「富山県産鮮魚のアクアパッツァ」￥1,512。取材日はカサゴ。野菜や貝類を用いず、魚の骨のみで出汁を取り、シンプルな旨味を追求。

＊『フィガロジャポン』2016年12月号より抜粋