名喫茶店でいただく、ロングセラーデザート。 厳選フルーツを、最高の状態で味わえるパフェ。
Gourmet 2018.01.20
古きよき名喫茶に、名物デザートあり。創業からいまなお愛される、厳選4品がこちら。内装やビジュアルに残る開店当時の面影を感じながら、レトロな気分で味わいたい。もとは果実店としてスタートしたフルーツパーラー・ゴトーでは、旬のフルーツを最高のタイミングで味わえるフルーツパフェをぜひ注文して。
#04. フルーツパーラー・ゴトー|浅草
昔から使用しているパフェグラスと、奥に向かって徐々に高くなる盛り付け方にも注目したい。旬に合わせて素材が変わる「本日のフルーツパフェ」¥830
現在3代目の後藤浩一さんが営むパーラーは、昭和21年に果実店としてスタートした。高品質を保ちつつ、歴史とともに培ってきたのが“食べ頃”の見極め力。都内の市場や、信頼できる生産者から届いた厳選果物を、コンフィチュールやアイス、盛り付け用など、それぞれ用途に合わせた熟し加減で使用する。それらが絶妙なバランスで盛られたフルーツパフェは、ジューシーさや糖度が最高潮。軽やかな生クリームも名脇役だ。
昭和40年にフルーツパーラーに転身。パフェの値段は約20年前から変わっていない。
11年前に改装した店内。果物の販売もしている。
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〈パフェ日記〉フルーツパーラー・ゴトーで、ふたつめのパフェの誘惑。
*『フィガロジャポン』2017年12月号より抜粋
photos : AKEMI KUROSAKA (STUH), texte : MEI HOJO
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