名シェフのひと皿で、地元食材をじっくり味わう。 「季節野菜のサラダ」で、九州産の野菜を堪能。
Gourmet 2018.07.02
ロースト、ピクルス、チップスなど、素材に合わせた調理法でうならせる極上イタリアン。
九州産の野菜が約50種! 旬を楽しむ日本のイタリアン。
なかがわ
12〜13品供される¥8,640のディナーコースより。「黒毛和牛イチボの炭火焼」。マルサラワインのソースにもろみ味噌と山椒を加え、甘やかかつ深みのある味に。
有機ニンジンに春キャベツ、ゴボウなど、糸島や久留米から届く新鮮野菜が存分に味わえる「季節野菜のサラダ」が店の名刺代わり。素材に合わせてロースト、ピクルス、チップスにするなど細やかな演出で、ひと口食べるごとに感動を与えてくれるのが、中川英樹シェフだ。トスカーナや東京での修業を経験する中で、風土に合わせたイタリアンを作りたいと5年前に独立。あっさりした前菜から始まり、深みを足していくメリハリのあるコースの流れも、日本人になじむ。
同店だけでなく、フレンチの要素を加えた店、ナカラボのオーナーも務める中川シェフ。
Nakagawa
なかがわ
福岡県福岡市中央区薬院1-6-25 ルネスキューブ1F
営)ランチ:12時一斉スタート ディナー:18時〜20時30分L.O.
休)月
要予約
tel:092-791-2615
www.naka-japan.com/
*『フィガロジャポン』2018年6月号より抜粋
photos:YUKINO NAKANISHI (MOONLIT), collaboration:SATOKO SHIKADA