人見さな香シェフの #stayhome レシピ vol.1 爽やかな初夏の味「グリーンピースとハーブのサラダ」
Gourmet 2020.04.30
外出自粛中も、自宅でシェフの味を楽しみませんか? 都内のレストランやカフェのシェフを経て、現在フリーランスで活躍する人見さな香シェフが教えてくれるのは、いまが旬のグリーンピースをたっぷり使ってヨーグルトソースで味付けしたギリシャ風のサラダ。お出かけはできないけれど、食卓で初夏の色、香り、風味を味わって!
「グリーンピースといえば、冷凍や缶詰のイメージが強いですが、生のものはしっかりとした甘さと旨味があり、とても風味豊か。出回る時季はとても短いので、限られたお買い物の機会にもし出合ったら、ぜひ手に取ってみてください。生のグリーンピースは空気に触れると固くなりやすいため、さや付きのものを選ぶことをおすすめします」(人見シェフ)
---fadeinpager---
「グリーンピースとハーブのサラダ 」
〈材料〉約4人分
【A】
-
グリーンピース 100g
下茹で用:水 150ml、塩 小さじ1 - キュウリ 1本
- 紫玉ネギ 30g
- ベーコン 30g
- ディル(みじん切り) 小さじ1
- ミント(みじん切り) 小さじ1/2
【ヨーグルトソース】※あらかじめ混ぜ合わせておく。
- マヨネーズ 15g
- プレーンヨーグルト 30g
- レモン果汁 5ml
- ニンニク(みじん切り) 小さじ1/5
- クミンパウダー 小さじ1/5
- 塩 小さじ1/4
- 黒胡椒 少々
【仕上げ用】
- パルミジャーノ・レッジャーノ 適量
- ディル 適量
- ミント 適量
〈作り方〉
- グリーンピースを下茹でする。小鍋に分量の水と塩を入れて沸かし、沸騰したらグリーンピースを入れて強火に。再び湯が沸いたら、弱火にして1分間茹でる。
- 火を止め、茹で汁に浸けたまま、冷めるまで置く。
- ベーコンは5mm角に刻み、フライパンで香ばしく焼いたら、キッチンペーパーで余分な油分を拭き取り、冷ましておく。
- 紫玉ねぎをみじん切りにして水にさらし、水気を切っておく。キュウリは縦半分にカットしてタネを取り除き、斜めにスライスする。ディル、ミントはそれぞれみじん切りにする。
- ボウルに【A】の材料をすべて入れ、軽く混ぜたら、【ヨーグルトソース】を加え、さらに混ぜ合わせる。
- 皿に盛り付け、仕上げに削ったパルミジャーノ・レッジャーノ、ディル、ミントを添える。
〈シェフのワンポイントアドバイス〉
さっと水煮にしたグリーンピースは、煮汁にそのまま浸けて冷蔵庫で2〜3日保存できます。冷凍で保存する場合は、煮汁に浸けたまま冷めるまで置いて、冷めたらグリーンピースを引き上げ、ジップ付きの袋などに入れて空気を抜いて密閉保存します。この時、豆同士が重ならないように平らにならしておくと、使いたい分だけ取り出しやすく、便利です。
アレンジ例。パンにのせるだけで、オープンサンドにも。お好みのパン(写真はイングリッシュマフィン)にオリーブオイルを塗って香ばしくトーストし、お好みの量のサラダとパルミジャーノをのせるだけ。
人見さな香 SANAKA HITOMI (フリーランスシェフ)
アパレルメーカーを経てフード業界に転身後、都内のレストランやカフェの現場で食を学ぶ。鎌倉「ガーデンハウス」や、奥渋谷「ミーガン バー & パティスリー」のブランドディレクターを務め、19年フリーランスシェフとして独立。現在はアパレル企業のフード部門、新規オープンレストラン&カフェの商品開発やコンサルティングに携わるほか、ウェディングやイベントなどのフードケータリングも手がけている。
Instagram:@sanaka_hitomi
アパレルメーカーを経てフード業界に転身後、都内のレストランやカフェの現場で食を学ぶ。鎌倉「ガーデンハウス」や、奥渋谷「ミーガン バー & パティスリー」のブランドディレクターを務め、19年フリーランスシェフとして独立。現在はアパレル企業のフード部門、新規オープンレストラン&カフェの商品開発やコンサルティングに携わるほか、ウェディングやイベントなどのフードケータリングも手がけている。
Instagram:@sanaka_hitomi
réalisation : AKARI MATSUURA