仲村和浩シェフの #stayhome レシピ vol.1 『アメリ』の味をおうちで!「クレーム ブリュレ ア ラ ヴァニーユ」
Gourmet 2020.05.03
外出がままならないゴールデンウィークを利用して、シェフのレシピに挑戦してみませんか? 映画『アメリ』でおなじみ、スプーンでバリンと割るあのクレームブリュレは、案外シンプルなステップで作れるもの。インスタグラムのストーリーズでもフランス菓子のレシピを公開している仲村和浩シェフに、作り方を教えてもらいました。
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「クレーム ブリュレ ア ラ ヴァニーユ」
〈材料〉浅めのココット(直径約12cm)2個分
- 生クリーム(乳脂肪分38〜40%のもの) 200g
- 牛乳 60g
- 卵黄 40g(卵2個分、余った卵白はパヴロヴァ用にとっておく)
- グラニュー糖 35g
- バニラ 1/4本(なければバニラエッセンス 5〜6滴)
- キャラメリゼ用カソナード 30g(なければグラニュー糖、またはきび糖で代用)
〈作り方〉
- 鍋に生クリーム、牛乳、バニラを入れ、火にかけて沸騰させる。
- 沸騰したら火を止め、蓋をして15分ほど置くことで、バニラの香りをしっかり移す。
- ボウルの中で卵黄、グラニュー糖をホイッパーで泡立てないようにすり混ぜる。そこへ2を注ぎ入れ、ゆっくりと混ぜ合わせる。
- 混ぜ合わせたら、目の細かいザルで漉していったん別のボウルに移し、ココットに流し入れる。
- バットやトレイに4を並べ、ココットの高さの1/3〜1/2ほどの高さまでお湯をはり、予熱で110℃に温めたオーブンで約40〜50分焼く。
- 焼け具合をチェックし、表面が大きく波打たなければオーブンから取り出し、冷ます。粗熱がとれたら冷蔵庫で2〜3時間ほど冷やす。
- 冷蔵庫から6を取り出した際に、表面に水分が溜まっている場合はキッチンペーパーなどで吸い取り、表面全体にカソナードがかかるように振りかける。
- 7の表面をバーナーであぶる。カソナードが溶けたら再度、表面全体に振り、濃いキャラメル色になるまでバーナーであぶる。
〈シェフのワンポイントアドバイス〉
バーナーがない場合は、大人風味のカラメルソースを作りましょう。グラニュー糖100gと水50gを小鍋に入れ、弱火でゆっくりと煮詰め、全体がキャラメル色になったらお湯50gを加えるだけ。このソースをかけてもおいしくいただけます。
仲村和浩 Kazuhiro Nakamura(パティシエ/インテュイションズ代表)
ハイアット リージェンシー東京にてシェフパティシエを務めた後、2018年に独立。パティシエ後藤裕一とともにパティスリーやカフェのメニュー開発、アドバイザリー、プロジェクトマネジメントやコンサルティングをトータルで手がける会社「タンジェント」を設立。「バターのいとこ」の菓子開発、「ブルーボトルコーヒー」のスイーツ開発など活動は多岐にわたる。また19年には自身の会社「インテュイションズ」も設立。パティシエという職能の新しい可能性を求めて、さまざまなプロジェクトに取り組んでいる。
Instagram:@kazuhir0nakamura
ハイアット リージェンシー東京にてシェフパティシエを務めた後、2018年に独立。パティシエ後藤裕一とともにパティスリーやカフェのメニュー開発、アドバイザリー、プロジェクトマネジメントやコンサルティングをトータルで手がける会社「タンジェント」を設立。「バターのいとこ」の菓子開発、「ブルーボトルコーヒー」のスイーツ開発など活動は多岐にわたる。また19年には自身の会社「インテュイションズ」も設立。パティシエという職能の新しい可能性を求めて、さまざまなプロジェクトに取り組んでいる。
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