朝から美食遺産 01 大豆の"個性"をいただきます、ふっくらやわらかな京納豆。
Gourmet 2021.06.17
マダムフィガロジャポン7月号から始まった、新連載「朝から美食遺産」。フリーエディターの小長谷奈都子が、朝食のおかずに最適な逸品を、日本各地からご紹介。
藤原食品の京納豆
朝から幸せな気持ちにしてくれる朝食のおともを紹介するこのコーナー。まずは、京都・鞍馬口にて1925年に創業した藤原食品の京納豆を。ふっくらやわらかく大豆の風味をしっかり味わえ、匂いは控えめ。そのおいしさの秘密は「おいしい大豆を選んでその個性を大切にしながら、大豆と納豆菌が心地いい環境を整えること」と4代目藤原和也社長。北海道産のユキホマレを使った大粒やユキシズカを使った小粒のほか、山形産の青大豆、滋賀産の赤大豆などがあり食べ比べも楽しい。藤原社長おすすめの食べ方は、刻んだスグキや壬生菜など食感のある漬物を混ぜること。

京納豆 各¥140〜
小長谷奈都子(エディター)
フィガロ編集部を経て、結婚を機に、2012年より京都暮らしをスタート。フリーランスの編集者、時々女将。京都の美味と美意識に魅了される日々。
フィガロ編集部を経て、結婚を機に、2012年より京都暮らしをスタート。フリーランスの編集者、時々女将。京都の美味と美意識に魅了される日々。
*「フィガロジャポン」2021年7月号より抜粋
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