年末年始、気持ちの切り替えに! 編集部が選ぶノンアルコール3選。
Gourmet 2021.12.22
年末年始、ついつい飲み過ぎて体調を崩してしまうことも。身体に気を遣いつつ……とはいえ、華やかな気分で新しい年を迎えたい! そこで、フィガロ編集部オンラインチームのお酒担当が、今年実際に飲んだおススメのノンアルコールドリンクを紹介。アルコールを節制する「ソバーキュリアス」にチャレンジする人も、飲み疲れたけどちょっと気分を上げたい人も、また妊娠・授乳中のママも、この3本をチェックして、新しい年を楽しんで!
本格派ベルギービールの風格!
ビア・デザミー0.0
「ビア・デザミー0.0」330ml×12本入り ¥7,452
大手メーカーの参入もあり、ビール売り場では数多くのノンアルコールビールの銘柄が並ぶ。うれしい反面、どれを選んだらいいのか分からない……。そんな「ノンアルビール戦国時代」ともいえる昨今、ベルギーから上陸したのが「ビア・デザミー0.0」だ。創業120年以上を誇る老舗「ネオブュル」が、伝統的な製造方法で作ったベルギービールから、低温の真空状態で蒸留することによってアルコールだけを抽出。クリーミーな泡立ちからその香りまで、まさにビールそのものだ。口に含むと、ホップの苦みやオレンジピールの爽やかな味わいが広がる。渋みはありつつもすっきりとした後味は、アルコールが入っていないことを忘れてしまうほどの余韻を感じさせるほど。
飲食店やホテルの飲料担当からも絶賛の声が相次ぎ、初上陸した2021年1月には、発売と同時に完売してしまったという。しっかりした味わいは、たとえばランチミーティングの席や、夕方の仕事のひと区切りなどに、格別の一杯を楽しめるだろう。
12本セットで発売。年末年始、飲まない時間も楽しめる、冷蔵庫に入れておくべき逸品だ。
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香りを最大限引き出した、オーガニックなスパークリング
ジョエア・オーガニック・スパークリング・シャルドネ
「ジョエア・オーガニック・スパークリング・シャルドネ」750ml ¥1512
華やかな舞台には欠かせないスパークリング飲料。こちらも多くの商品が発売されているが、せっかくの幸せな席には、やはり上質な飲み物を選びたい。エノテカがフランスのワイナリー、ドメーヌ・ピエール・シャヴァンと開発した「ジョエア・オーガニック・スパークリング・シャルドネ」は、ワインテイスト飲料の潮流に一石を投じる一本だ。原材料に使用するシャルドネはオーガニック栽培、保存料や亜硫酸塩、化学製品を使用せず、オーガニック認証やハラール認証を取得した品質は出色だ。さらに、ワインテイスト飲料の製法として主流である「脱アルコール法」ではなく、低温で発酵を抑える「非発酵法」を先駆的に採用。シャルドネの香りが最大限引き出された、シャンパーニュを意識した造りになっている。なめらかな泡立ちとともに果物の香りが口に広がり、柑橘系のフレッシュな余韻が楽しめる。
冷蔵庫に入れておけば、日常のちょっとしたうれしいシチュエーションに華を添えてくれるはずだ。
「オーガニック」栽培のシャルドネを100%使用。高品質な味わいはお祝い事にもってこいだ。
www.enoteca.co.jp
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ノンアルコールのジントニックをアペロに!
ネマ
「ネマ」500ml ¥3,200
アペロにすっきりとしたジントニックを楽しむ、という人も多いだろう。ジンといえばアルコール度数が高いスピリッツだが、ノンアルコールのジンである「ネマ」の登場には驚かされた。八ヶ岳山麓の湧き水と、現地で栽培した無農薬栽培のバラ、特徴的なスパイスやボタニカルを原料に、日本で初めてノンアルコールジンを発売。アルコール成分はもちろん、合成保存料や化学添加物を一切含まず、蒸留からブレンド、ボトリング、ラベリングまですべてを手作業で行っている、真心あふれる一本だ。
氷を入れたワイングラスにネマを30ミリほど注ぎ、トニックウォーターで満たして軽く混ぜると、バラとスパイスの香る複雑な味わいが広がる。ほかにも、アブサンやオールド トム、さらにはウイスキーまで、さまざまな味を楽しめるボトルが発売中。昼から夜のモードのスイッチに、お気に入りの一杯を探してみては?
左からオールドトム、ウイスキー、アブサンのボトル。一本ずつ手造りで生産量が限られているため、オンラインショップでは欠品の可能性も。
www.nema.bar-nemanja.com
text: madame FIGARO japon